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復権期す「不屈のライオン」カメルーン=闘将、一体感生めるか―W杯サッカー・注目国(2)


 ワールドカップ(W杯)は1990年イタリア大会でアフリカ勢初の8強入りを果たしたが、その後は、5大会に出場していずれも1次リーグ敗退。「不屈のライオン」と呼ばれるカメルーンの近年の姿は、愛称に似つかわしくない。  チーム内のもめ事はW杯での恒例行事だ。2002年日韓大会では報酬をめぐって選手と連盟が対立。キャンプ地の大分県旧中津江村への到着が大幅に遅れたことで話題に。初戦で日本に敗れた10年南アフリカ大会ではエースのエトーが離脱をほのめかす騒ぎがあり、14年ブラジル大会でも、02年と同様のことが起きた。  不振の要因の一つが、一体感の欠如であることは明らか。その点、期待されるのが指揮官の存在。ソング監督は日韓大会などW杯4大会に出場し、闘志あふれるDFとして主将を務めたレジェンド。アフリカ最終予選ではアルジェリアとの激闘を制し、2大会ぶりの切符。そのカリスマ性でチームがまとまれば、力を出せる状態になるだろう。  復権を期すカタールの地では厳しい戦いが待つ。1次リーグG組で当たる3カ国はブラジルはもちろん、スイスとセルビアも難敵だ。ただ、カメルーンもタレントは見劣りしない。GKのA・オナナ(インテル・ミラノ)、エースのシュポモティング(バイエルン・ミュンヘン)はビッグクラブでプレー。国際連盟(FIFA)公式サイトによると点取り屋のアブバカル(アルナスル)は「ブラジルは怖くない。今のブラジルはかつての姿ではない」と強気だ。  9月の強化試合は韓国とアジア予選敗退のウズベキスタンに敗れた。チームづくりに不安を残したが、本番で牙をむくか。 (時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕W杯出場を決め、スタッフと抱き合って喜ぶカメルーンのソング監督(中央)=3月29日、アルジェリア・ブリダ(AFP時事)
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