大相撲、１７年ぶりの感謝イベント＝照ノ富士「いい方向に」

　大相撲のファン感謝イベントが６日、東京・両国国技館で１７年ぶりに開催され、ファンクラブ会員ら約５０００人を集めた。 　新型コロナウイルス下ではファンとの接触が制限されていただけに、横綱照ノ富士は「こういうイベントができるようになり、いい方向に向かっているかなと思う」と笑顔。手押し相撲をしたり、卓球で対戦したりと、人気の関取衆とじかに触れ合える企画が用意された。 　元横綱白鵬の宮城野親方は、趣味のチェスなどでファンと交流し、「いい思い出になった。応援してくれる人の大切さを改めて感じた」。１分間に何枚の色紙に手形を押せるかを照ノ富士らと競い、１０４枚をマークしてギネス世界記録に認定された。感謝イベントは７日も国技館で実施される。　（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕手形早押しのギネス世界記録に挑戦する横綱照ノ富士（中央）＝６日午後、東京・両国国技館 〔写真説明〕ファンとチェスで対戦する元横綱白鵬の宮城野親方＝６日午後、東京・両国国技館