大谷、来季もエンゼルス＝年俸４３億円超で合意―米大リーグ

　【アナハイム時事】米大リーグ、エンゼルスは１日、大谷翔平選手と来季年俸３０００万ドル（約４３億５０００万円）の１年契約で合意したと発表した。今季の５５０万ドル（約８億円）から大幅に上がった。大谷には年俸調停の権利があったが、回避された。 　今年も投打の二刀流で活躍し、投手としては２７試合で１５勝８敗、防御率２．３５で、シーズンの規定投球回到達まであと１イニング。打者としては打率２割７分６厘、３４本塁打、９４打点と打線を引っ張ってきた。（成績は９月３０日現在） 　７月にオールスター戦に出場。８月には１９１８年のベーブ・ルース（レッドソックス）以来、１０４年ぶりに同一シーズンの２桁勝利、２桁本塁打を達成した。現在はア・リーグ最優秀選手（ＭＶＰ）の有力候補に挙がっている。 　大谷は２０１７年１２月にエンゼルスと契約し、１８年にア・リーグ新人王、２１年にアのＭＶＰに選出された。来季オフにはフリーエージェントになるため、今後も去就が注目される。　（了）【時事通信社】