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最後のアピールに闘志=本番想定、質の維持を―サッカー日本代表


 W杯のメンバー入りに向け、最終テストとなる一戦。各選手のアピールに懸ける思いは強い。23日の米国戦で出番がなかった古橋は「FWとして目に見えるゴールやアシストを残したい」。所属クラブではエースとして欧州CLでプレーする実力者も闘志を燃やした。  米国戦は以前の基本布陣4―5―1に戻して快勝。前線からのプレスが効果的で、ボール奪取から素早く攻撃に転じた。選手の顔触れが変わっても同様の質を保てるかがカギとなり、ボランチの田中は「自分が受けて前につなげばチームの特長も出やすい」と言う。  若手台頭のエクアドルは20歳のインカピエが最終ラインを支え、直近の国際Aマッチは4試合連続無失点と堅守が光る。日本は2019年の南米選手権で対戦し、1―1の引き分け。その試合に出場した久保は「やりにくい想定はある。危険なチーム」と印象を語る。  W杯本番と同じ中3日で実施される一戦。短期間で課題を修正し、コンディショニングなどのシミュレーションを図る場でもある。「スムーズにいかないことが起こり得る。誰が出てもやり方を一貫させる必要がある」と主将の吉田。総仕上げを意識して臨む。 (デュッセルドルフ時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕エクアドル戦を翌日に控え、練習する日本代表=26日、ドイツ・デュッセルドルフ
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