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積極性光ったオリックス=下位打線組み替えも奏功―プロ野球


 オリックスは、ともに今季最多に並ぶ16安打、10得点で大勝。この日はベンチも打者も積極性が光った。  四回1死一塁での紅林の打席。2ボール1ストライクから、和田がけん制を続けて警戒する中で宗がスタート。ランエンドヒットの形となった紅林は外角への直球を逆らわずにはじき返し、右翼線への先制二塁打に。中嶋監督も「若いやつが食らい付いてくれたのは、チーム全体でやりたいこと」と満足する攻めだった。  この後は組み替えた下位打線が機能した。7番マッカーシーの中前打に続き、3試合ぶりスタメンの山足、伏見も初球攻撃で連打。福田と2番中川圭まで、5人続けて第1ストライクを捉えて安打にした。  五回もマッカーシーの四球をきっかけに、山足のバント安打、伏見の犠打で広げた好機で、1、2番の連続二塁打で3点を加えた。  中軸以外は調子を見極めながらの起用が続いているものの、吉田正と杉本が無安打でも打線がつながった。中嶋監督は「切れ目ない打線というのが一番。いい攻撃だった」と手応えを口にした。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕4回、先制の適時二塁打を放つオリックスの紅林=14日、ペイペイドーム 〔写真説明〕4回、2点二塁打を放つオリックスの福田=14日、ペイペイドーム 〔写真説明〕5回、適時二塁打を放つオリックスの中川圭=14日、ペイペイドーム
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