大谷、１０勝目持ち越し＝６回２失点で降板―米大リーグ

　【アナハイム時事】米大リーグは２８日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はレンジャーズ戦に先発投手兼１番指名打者で出場したが、６回２失点で０―２とリードを許したまま降板し、１０勝目は次回登板以降に持ち越しとなった。被安打は８、奪三振は１１。四回に先制ソロを浴び、五回に追加点を許した。打者としては一、三回は内野ゴロ、六回は中飛に倒れた。
　大谷は打者で２１本塁打をマークしており、１９１８年のベーブ・ルース（レッドソックス）以来、１０４年ぶりの同一シーズン２桁勝利、２桁本塁打に迫っている。
　首の張りで負傷者リスト（ＩＬ）に入っていたブルージェイズの菊池はタイガース戦に先発して復帰し、５回１失点で４勝目（５敗）を挙げた。チームは５―３で勝った。
　カブスの鈴木はジャイアンツ戦に４番右翼で出場し、七回まで無安打。パイレーツの筒香はフィリーズ戦で出番がなく、チームは７―８で敗れて４連敗を喫した。　（了）
【時事通信社】
〔写真説明〕レンジャーズ戦に先発し、力投するエンゼルスの大谷＝２８日、アナハイム
〔写真説明〕タイガース戦に先発し、力投するブルージェイズの菊池＝２８日、トロント（ＡＦＰ時事）