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ブレイクダンス初代王者へ、層厚く=1対1の即興バトル―パリ五輪まで2年


 2024年パリ五輪でデビューするブレイクダンスは、男女とも日本勢のメダルが期待される。国際大会で好成績を残しており、日本ダンススポーツ連盟の石川勝之本部長は「誰が出ても優勝争いができる」と話す。
 世界最高峰大会「Red Bull BC One」を男子の半井重幸が20年に最年少18歳で制し、女子の湯浅亜実は18年に初代女王となった。昨年の世界選手権では女子の福島あゆみが頂点に。石川本部長は自身も国内外の数々の大会で優勝経験を持ち、近年の日本の強さを「ブレイキン(ブレイクダンス)に対する意識が海外の人に比べてすごく高い」とみる。
 パリ五輪は1対1の対戦形式で争う。各ラウンドとも、約1分のダンスを交互に何度か行って採点で勝敗を決める。立って踊る「トップロック」、地面に手を付いて踊る「フットワーク」、頭や背中を軸に回転する「パワームーブ」、体や動きをぴたりと止める「フリーズ」など、自由に技を組み合わせて表現する。DJが選曲した音楽に合わせる即興性も求められ、半井は「一つとして同じものはない」と語る。
 18年ユース五輪では「ボディー(身体能力)」「ソウル(踊り方)」「マインド(自分らしさ)」の三つの柱を軸に審査員が6項目で採点し、相対評価で争われた。パリ五輪の採点方式は発表されていないが、同様の方式を取るとみられる。
 パリへ向けた代表争いは今年から本格的に始まった。狭き門を通った男女各16人(各国・地域各2人まで)のダンサーが、パリ中心部にある観光名所のコンコルド広場で初代王者の座を争う。 (了)
【時事通信社】
〔写真説明〕ストリートダンスの国内大会で、ブレイクダンスの演技中にポーズを取る男子の半井重幸=4月17日、東京・両国国技館
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