ソトが本塁打競争初優勝＝大谷、今年は観戦―米大リーグ

　【ロサンゼルス時事】米大リーグのオールスター戦前日恒例の本塁打競争は１８日、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われ、２３歳のフアン・ソト外野手（ナショナルズ）が初優勝し、賞金１００万ドル（約１億３８００万円）を手にした。 　１回戦でホセ・ラミレス内野手（ガーディアンズ）、準決勝で今季限りでの引退を表明しているアルバート・プホルス内野手（カージナルス）、決勝で２１歳の新人、フリオ・ロドリゲス外野手（マリナーズ）を破った。 　昨年は１回戦で大谷翔平選手（エンゼルス）を下したが、続く準決勝で敗退。「昨年の経験から多くのことを学んだ。引っ張るばかりでなく、ボールに逆らわずに打ち分けることだ。自分のパワーならどこでも入るのが分かったから」と胸を張った。 　今年は出場しなかった大谷は、一塁側ベンチ前でア・リーグのチームメートらと、リラックスした表情で熱戦を見詰めた。　（了）【時事通信社】