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井岡、5度目の防衛=ニエテスに3―0判定勝ち―WBO・Sフライ級


 世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は13日、東京・大田区総合体育館で行われ、王者の井岡一翔(志成)が同級1位の指名挑戦者ドニー・ニエテス(フィリピン)を3―0の判定で下し、5度目の防衛に成功した。  井岡は左ジャブで前に出る相手を封じ、中盤から攻勢に出て有効打を重ねた。ニエテスとは2018年12月の王座決定戦で1―2の判定で敗れて以来の再戦だった。戦績は井岡が29勝(15KO)2敗、ニエテスが43勝(23KO)2敗6分け。   ◇井岡一翔の略歴  井岡 一翔(いおか・かずと)09年4月プロデビュー。11年2月にミニマム級、12年12月にライトフライ級、15年4月にフライ級、19年6月にはスーパーフライ級の世界タイトルを獲得し、日本男子初の4階級制覇を達成。元世界2階級王者の井岡弘樹氏は叔父。右ボクサーファイター。164.6センチ。33歳。堺市出身。  ◇ニエテスの略歴  ドニー・ニエテス 03年4月にプロデビュー。07年9月にWBOミニマム級王座を獲得。ライトフライ級、フライ級でも世界タイトルを取り、18年12月のWBOスーパーフライ級王座決定戦で井岡一翔を破って世界4階級制覇を達成した。右ボクサーファイター。160.4センチ。40歳。フィリピン・ムルシア出身。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕WBOスーパーフライ級タイトル戦で5度目の防衛に成功し、チャンピオンベルトを肩にポーズをとる井岡一翔=13日、東京・大田区総合体育館(代表撮影)
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