鈴木、攻守で流れ＝４連勝に貢献―米大リーグ

　４番に座ったカブスの鈴木は、流れを引き寄せる攻守で４連勝に貢献した。 　右翼の守備では四回１死三塁でメジャー初の補殺をマーク。パイレーツの筒香が打った右飛を鮮やかに本塁へ送球し、ワンバウンドで捕手のミットへ。巨体を揺らして滑り込んだ走者ボーゲルバックをアウトにして球場を沸かせた。捕手コントレラスは「いい送球だった。日本のゴールドグラブ賞（ゴールデングラブ賞）をたくさん取った理由が分かった」とにやり。無失点の快勝を喜んだ。 　その裏の攻撃では、相手の守備の乱れで無死一、二塁となった場面で初球を思い切りよく振り抜き、左中間を破る２点二塁打。打線を勢いづけると、チームは一挙に５点を奪った。ロス監督は「非常にいい攻撃ができた」と満足げに振り返った。　（シカゴ時事） 【時事通信社】 〔写真説明〕パイレーツに勝ち、チームメートと喜ぶカブスの鈴木（右）＝１７日、シカゴ