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少年団の全国大会、中止も視野=勝利至上主義など懸念―日本スポーツ協会


 日本スポーツ協会(JSPO)は22日、軟式野球など5競技で開催している全国スポーツ少年団競技別交流大会について、中止も視野に検討する方針を表明した。森岡裕策専務理事は全国大会実施が勝利至上主義を助長する可能性、発育期に競技を専門的に行うことの影響、登録団員が減っている課題などを踏まえ、議論を進める考えを示した。  スポーツ少年団は1962年に創設。全国の登録団員は90年代には100万人を超えたが、2021年度は約57万人に減った。全国競技別交流大会は小学校高学年の児童を主な対象として、軟式野球、剣道、バレーボール、サッカー、ホッケーの5競技で実施している。競技団体の中には「小学生でも目標の大会を設けることが必要ではないか」との意見もあるという。  JSPOが22日の理事会で報告したスポーツ少年団の改革プランでは、少年団の方向性を「勝利至上主義を否定し、スポーツの本質である自発的な運動(遊び)から得られる楽しさを享受できる機会を提供する」とした。全国大会に関する結論は、早ければ今年度中にまとめるアクションプランに反映される。 (了)【時事通信社】
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