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西口、延長戦で快挙逃す=過去の「完全試合あと一歩」―プロ野球


 ロッテの佐々木朗希は17日の日本ハム戦で、走者を一人も出さないまま八回で交代。連続完全試合の夢はついえた。事情は異なるが、過去にもパーフェクトに迫りながら、あと一歩及ばなかった例がある。  西武の西口文也(現2軍監督)はプロ野球でただ一人、延長戦で完全試合を逃した。2005年8月27日の楽天戦。佐々木朗同様に援護をもらえず、0―0で延長戦に入り、十回の先頭打者に安打を許した。  西口は無安打無得点試合も含めて3度、終盤に快挙を逃した。「『達成間際』の方が難しいかも」と自嘲気味に振り返りながら、10日のオリックス戦で完全試合を達成した佐々木朗に「何も言うことがないくらいすごい」と賛辞を贈った。  巨人の杉内俊哉(現3軍投手コーチ)は12年5月30日の楽天戦で無安打無得点を達成したものの、あと1人で完全試合は逃した。九回2死でフルカウントから四球を与え、スタンドはため息で包まれた。  今回の佐々木朗降板と似たケースだったのが、中日の山井大介(現2軍投手コーチ)。日本ハムとの07年日本シリーズで八回まで完璧に抑えたが、1点リードの状況でマウンドを降りた。当時の落合博満監督は「幸か不幸か、山井がいっぱいいっぱいだと言うから、代えるのに抵抗はなかった」。救援の岩瀬仁紀も3人で抑えてチームは日本一となり、球史に残る継投と語られた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕2005年の巨人戦で9回、本塁打を喫して無安打無得点試合を逃した西武の西口文也投手。この年の楽天戦では完全試合を延長戦で逃した=2005年5月13日、インボイス西武
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