コロナ以降、初の大イベントに＝ファン１５０万人見込む―Ｗ杯サッカー抽選会

　ワールドカップ（Ｗ杯）カタール大会は、新型コロナウイルスの大流行以降、本格的に観客を動員する初めての世界的スポーツイベントになる。昨夏の東京五輪は原則無観客、今冬の北京五輪は招待客に限られた。３月３０日に発表されたカタール大会入場券第１次販売の売れ行きは、世界各国で８０万枚以上。５日からは第２次販売が始まる。 　コロナ下で、カタールはいち早く外部との接触を断つ「バブル」措置を導入。２０２０年秋のアジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）集中開催や、Ｗ杯アジア最終予選、クラブＷ杯などを実施。コロナ対策を講じた大会運営の実績を積み重ねてきた。 　カタール大会では、観客の制限は設けない方針。大会組織委員会は、海外からも含めて１２０万～１５０万人の来場を見込んでいる。（時事）【時事通信社】