ウクライナ支援、２億円超に＝ＩＯＣ

　国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）は１日、ロシアによる軍事侵攻を受けているウクライナのスポーツ界を支援する基金に、２００万ドル（約２億４５００万円）以上が集まったと発表した。ＩＯＣは１００万ドルを拠出し、日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）も寄付。５０を超える国・地域の五輪委や各国際競技団体が支援を申し出ている。 　この基金は選手や家族らへの人道支援を主な目的とし、危険区域からの避難を助け、国際大会に参加できるようサポートしている。　 　ＩＯＣによると、ウクライナの選手たちはドイツやイタリア、オーストリアなどで活動。３月の冬季欧州ユース五輪では、開幕の数日前にウクライナ代表のユニホーム保管庫が破壊されたが、開催国フィンランドなどの支援によりウクライナ勢は無事に参加できた。（時事）【時事通信社】