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千賀、さすがの投球=中継ぎ助けた力投―プロ野球・ソフトバンク


 開幕からソフトバンクは全て3点差以内の接戦が続いていただけに、エースの千賀は奮起した。「接戦続きで中継ぎ投手が大変なので、少しでも先発投手が頑張らないと」。8回無失点の好投でチームを67年ぶりの開幕7連勝に導いた。  立ち上がりから速球に力があり、制球も抜群だった。七回には2死満塁のピンチを背負ったが、マルモレホスに対して3球全て直球で勝負。バットを振らせもしなかった。七回を終えて球数は100球を超えたが、志願して八回もマウンドへ。文句なしの力投で役目を果たした。  4月と言えど、仙台の夜は5度を下回る寒さ。「ちょっとでも集中していなかったら、一瞬で冷えるくらい寒かった」。寒さにも負けなかった。  野手では5番を担ってきた栗原が3月30日の試合で左膝を負傷。主軸の離脱は大きく、打線はわずか2安打1得点に終わっただけに、千賀の働きは大きい。藤本監督は「安心して見ることができた。ランナーは出すけど、要所要所を抑えてくれるところはさすがエース」と全幅の信頼を寄せた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕開幕7連勝に笑顔のソフトバンクの藤本監督(左)。右は勝利投手の千賀=1日、楽天生命パーク 〔写真説明〕好投したソフトバンク先発の千賀=1日、楽天生命パーク 〔写真説明〕力投するソフトバンク先発の千賀=1日、楽天生命パーク
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