大阪桐蔭の谷口、名を刻む満塁弾＝高校野球

　大阪桐蔭の２番谷口が大会記録に名を刻むアーチを架けた。大量リードで迎えた八回１死満塁で外寄りの変化球を捉え、バックスクリーン右へ。決勝での満塁本塁打は１９８２年の第５４回大会以来３度目で、「しっかり距離が取れて、自分の形で打てた。なんとか抜けてほしかった」。 　１大会１１本塁打を樹立するなど、チームとしても記録ずくめの大会になった。「本塁打が打てるチームではないので、連打連打でつないでいこうと。たたいたことが結果につながった」と誇らしげだった。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕８回表大阪桐蔭１死満塁、谷口が満塁本塁打を放つ＝３１日、甲子園