大坂、自然体で８強＝「１試合ごとに集中」―マイアミ・テニス

　大坂は不戦勝を挟み、３試合続けてストレート勝ち。２年連続の８強入りに「素晴らしい気分」と穏やかな笑みを浮かべた。 　出だしのゲームはリスクにブレークポイントを握られながらも踏ん張ってキープ。「試合の間隔が空いてさびついていた」という中、第２ゲームをブレークしてリズムに乗った。第２セットは序盤にブレークを許すも要所で強烈な決定打でポイントを奪い、粘り強くラリーを展開する相手を力で押し返した。 　昨年のこの大会ではランキングのことなどが頭にあったが、今年は違う。「１試合ごとに集中している。勝てばとても幸せな気持ちになれる」と自然体で臨んでいる。 　次戦は１月の全豪オープンで準優勝した世界ランキング１１位のコリンズ（米国）。「いいプレーをしているし、手ごわい。試合を通して主導権を握ることが大切」と、言葉に力を込めた。（マイアミ時事）【時事通信社】