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「ロシア除外」へ動き急=スポーツ界、機敏に反応


 ウクライナへ軍事侵攻を続けるロシアに対し、スポーツの晴れ舞台から除外する動きが一気に広がった。国際オリンピック委員会(IOC)は2月28日、国際競技団体(IF)や大会主催者に、ロシアとその同盟国ベラルーシを各種大会に参加させないよう勧告。素早く反応した形だ。  ラグビーの国際統括団体ワールドラグビーはこの日、ロシアとベラルーシの国際試合参加や国境を越えた活動を即時停止とする措置を発表した。ロシアは、2023年ワールドカップ(W杯)フランス大会の予選を兼ねる欧州選手権に出ているが、現状では本大会出場がかなわない見込み。  国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)も、それぞれの主催大会にロシア代表と同国クラブチームの出場を停止すると表明。このままだとロシアは3月下旬の22年W杯カタール大会欧州予選プレーオフに参加できず、こちらも本大会への道が断たれる。  国際アイスホッケー連盟はロシアとベラルーシの代表チームを国際大会から除外。ロシア・オリンピック委員会(ROC)男子は、先の北京五輪で銀メダルを獲得した強豪だ。  世界カーリング連盟は、男女世界選手権からのロシア除外を見据えて規約を改正した。「軍事行動を強く非難し、迅速で平和的な解決を期待する」として参加を認めない方針。国際近代五種連合、世界バドミントン連盟、国際水泳連盟もIOCの勧告に従う。  国際スケート連盟は3月1日、同様の理由でロシアとベラルーシの出場禁止を発表した。今月下旬にはフィギュアの世界選手権が開幕。女子のロシア勢はROCとして出場した北京五輪金メダルのアンナ・シェルバコワら強豪をそろえるが参加は絶望的となった。  日本オリンピック委員会(JOC)会長でIOC委員の山下泰裕氏は1日、「IOCの判断を全面的に支持している」と述べ、同調する考えを示した。 (了)【時事通信社】
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