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御嶽海昇進で3大関=若隆景、阿炎が新関脇―大相撲春場所の新番付


 日本相撲協会は28日、大相撲春場所(3月13日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表し、1月の初場所で3度目の優勝を遂げた御嶽海が新大関となって西の2番目に就いた。長野県からは1795年の雷電以来。それぞれ大関かど番の正代は東、貴景勝は西。照ノ富士は一人横綱3場所目。  若隆景と阿炎が新関脇に昇進した。東の若隆景は、福島県からは2004年初場所の玉乃島(現放駒親方)以来で戦後5人目。西の阿炎はかつて小結を務めており、元関脇寺尾が師匠の錣山部屋からは初めての関脇。三役経験者が幕下以下に転落して復帰したのは照ノ富士以来、昭和以降5人目となった。  元横綱朝青龍のおいの豊昇龍が新小結に昇進して西に。東小結は隆の勝。荒篤山が新入幕を果たし、琴勝峰、錦木、輝が幕内に返り咲いた。  新十両は熱海富士と島津海で、再十両は元小結の竜電と貴健斗。5月の夏場所までの出場停止処分を受けている元大関朝乃山は西幕下2枚目に転落した。 (了)【時事通信社】
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