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「競争は始まっている」=年俸制度見直しを―Jリーグ原副理事長に聞く(下)


 Jリーグは新型コロナウイルス下で3季目を迎えた。直近2年はコロナ対応に追われ、計画していたクラブ間の競争を促す施策を実行に移せなかった。原博実副理事長(63)は「本来はこの2年に(選手の)移籍金のことに手を着けたかった」。海外挑戦の在り方を見直そうとしていたことを明かす。  現在はプロA~Cの契約形態がある。新人は必ずC契約からスタートし、年俸は上限が460万円。有望新人の獲得がクラブの経営を圧迫したためにできた制度だが、若手が低い移籍金で海外に移籍する要因でもある。原氏は「最初を抑え過ぎている。1500万円とかで3年契約ができるみたいにならないといけない」と危機感を口にする。  村井満チェアマン(62)とともに3月で退任が決まっている原氏は「村井さんだったから最低限のダメージで乗り越えてきた。最初は大変だろうけど、そこはクラブもしっかり投資しないと」。村井氏は2014年の就任当初、深刻な財政難に陥っていたリーグを動画配信のDAZNとの大型放映権契約をまとめるなどして再建。そこにコロナ禍が襲った。  新体制ではクラブ間の競争力を高められるかも焦点となる。まだ共存のフェーズとはいえ、新型コロナの検査体制などが各クラブに一任されている現状などから、「競争は既に始まっている」と原氏。F東京はIT大手のミクシィが親会社となり、鹿島はクラブ初の欧州監督を招いた。「クラブが少しずつ色や特徴を出してきた」とみる。  リーグは百年構想の途上にある。原氏は「競技力のことも含めていろんな流れがあるけど、みんなに愛されないと続いていかないから。その地域になくてはならない存在になっているかが重要」。地域密着の理念は不変だと強調し、次の30年に思いをはせた。  ◇原博実氏の略歴  原 博実氏(はら・ひろみ)栃木・矢板東高から早大を経て81年に日本リーグ(JSL)の三菱重工(現浦和)に加入。日本代表FWとして活躍し、国際Aマッチ通算75試合で37得点。92年に引退後はJリーグの浦和、F東京で指揮を執った。09年から日本協会の技術委員長などを歴任し、16年3月から現職。栃木県出身。63歳。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕Jリーグの原博実副理事長=2021年1月4日、東京・国立競技場(C)Jリーグ
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