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川崎、3連覇に挑戦=J1、18日に開幕


 明治安田J1リーグは18日、30年目のシーズンが開幕する。11月下旬からワールドカップ(W杯)カタール大会が開催されるため、最終節は同5日。1ステージ制では最も早いリーグ戦終了となる。2季ぶりに18チーム制に戻り、ルヴァン杯と天皇杯を含めて公式戦が連続する厳しい戦いが始まる。  直近5年で4度リーグを制した川崎が優勝争いの軸。2007~09年の鹿島以来となる史上2クラブ目の3連覇達成なるかに注目が集まる。海外移籍した旗手の穴を埋めるチャナティップがいち早く融合できるかとともに、故障のジェジエウを欠く序盤をどう乗り切るかがポイント。ライバルの包囲網に対し、鬼木監督の手腕も問われる。  川崎を脅かす存在は、横浜M、神戸、浦和か。特に神戸と浦和は、主力をほぼ残しながら効果的に補強。昨季の戦いをさらに洗練することができれば、手ごわい存在になる。昨季2位の横浜Mは、アンデルソンロペスらの加入で攻撃力は維持できそうだが、主力が大きく入れ替わった影響がどう出るか。  新監督を迎えたのは7クラブ。名古屋は実績のある長谷川監督が就任。前任のフィッカデンティ氏が築いた堅守をベースに、攻撃力で上積みを狙う。総合力のあるG大阪はOBの片野坂氏にチーム再建を託した。鹿島はバイラー新監督の来日が遅れる中、新戦術が浸透するか懸念はある。  昨季、昇格1年目で8位と健闘した福岡は、さらなる躍進の可能性を秘める。湘南は即戦力を加えて強化。F東京、札幌、清水、広島はどこまで上位に食い込めるか。鳥栖、C大阪、柏は戦力に不安がある。ベテラン遠藤を擁する磐田と、12年ぶりにJ1で戦う京都の昇格組は、残留が第一目標となる。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕今季初戦となった浦和との富士フイルム杯。競り合う川崎のチャナティップ(手前)=12日、神奈川・日産スタジアム
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