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2022年、J1戦力分析(2)


 ◇長谷川体制、得点力向上を  【名古屋】堅守を軸に昨季はルヴァン杯を初制覇したが、リーグ戦では得点力不足が響き5位。フィッカデンティ体制の後を継いだ長谷川新監督は「ストロングはそのまま、シンプルにゴールを目指す」と話す。  サイド頼みだった攻撃パターンを増やすため、新体制では全員に前への意識を徹底。リーグ優勝に向け、昨季の44得点(38試合)から、今季は50得点(34試合)を最低ラインに掲げる。  前田や米本が抜けた穴はレオシルバらの補強でカバーできそう。懸案は点取り屋シュビルツォク。ドーピング違反で暫定的な資格停止処分となっており、新加入の酒井に期待が懸かる。  ◇未知数多い  【鳥栖】パワーハラスメント行為が認定された金明輝前監督が退任し、7位に入った昨季の主力は流出。ボールを保持する攻撃的な戦術を掲げる川井監督もJ1初采配で、未知数な部分が多い。  顔ぶれがほとんど変わった前線は、ともに昨季徳島で主力を担った垣田と宮代を得点源としたい。重視するサイド攻撃は、小野、中野嘉らの個人技を生かせるか。守備の柱だったエドゥアルドの穴埋めも簡単ではない。  毎年のように選手を引き抜かれながらも下部組織からの昇格や若手の抜てきで補い、J1で11年目を迎えた。期限付き加入の19歳西川、大学出ルーキー6人らの台頭に今季も期待したい。  ◇攻撃力で残留狙う  【磐田】J2優勝の昨季はリーグ最多の総得点をマーク。3年ぶりとなるJ1は、強みを生かした攻撃的なサッカーで、まずは残留を狙う。  昨季J2得点王のルキアンの退団は痛いが、杉本やジャーメインが加入。昨季までJ2甲府を率いた伊藤新監督は「チームで構築して点を取る」とストライカーに頼らない戦術を掲げる。もっとも、元日本代表の杉本は「15点は取りたい」と意欲的だ。  昨季35試合に出場し、昇格に貢献した42歳の遠藤は完全移籍で残留。自身2年ぶりにJ1で戦う。守備が課題なだけに、新加入の東京五輪ブラジル代表DFリカルドグラッサは楽しみな存在だ。(了) 【時事通信社】
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