Bリーグ・信州ブレイブウォリアーズの運営企業であるNAGANO SPIRITは2日、長野市内で記者会見を実施。木戸康行代表取締役社長と青野和人本部長兼ゼネラルマネジャー(GM)が登壇し、来シーズンから開幕する新リーグ「Bプレミア」に向けての体制変更やクラブのリブランディング、新シーズンのチーム体制のコンセプトなどについて説明した。現在、ネイビーとイエローがメインであるチームカラーについては、来シーズンからブラックとゴールドをメインに変更する。
また、会見では、ニュージーランド出身のジャッド・フラベル氏が来シーズンからチームの指揮を執ることが発表され、フラベルHCも登場。契約更新が発表されたエリエット・ドンリー、土家大輝、小栗瑛哉、東海林奨とともに報道陣の前であいさつをした。会見では木戸社長と青野GMが記者の質問に答えた。

「コアだと思っている選手とはほとんど合意をもらっている状況」
ーー新ヘッドコーチにジャッド・フラベルHCを招へいした理由は
青野GM 彼は現ニュージーランド代表のヘッドコーチとして活躍している方です。彼の経歴ですごくいいなと思ったところは、若手を育てることがすごく得意とされているところ。実績として、平均年齢がリーグ内で一番若いメンバーで数回優勝しています。
また、ニュージーランド代表コーチになってからも、チームが合流して少ない期間で練習をして結果を出すこともありました。Bプレミアはスケジュールも含めて厳しい環境になるので、効率のいい戦略や、戦術、アジャストメントに期待しています。ニュージーランドと日本は非常に似ています。すぐ隣にはスター集団のオーストラリアがあり、そこに対してイーブンに持っていけるぐらいの戦いを毎回見せられるコーチだと思っています。抱えている選手たちの実力を100パーセント、それ以上引き出す器のコーチだなと思って招へいしました。
ーー昨季から本部長に就任した中で、見えたチームや会社の伸びしろは
青野GM 身体あっての心。(Bプレミアは)それを持って戦う舞台だと思います。今後発表していく選手もいますが、とにかくフレッシュで頑丈で、本当に気持ち面で「やってやろう」という気持ちがたくさんあるメンバーで構成したいという思いがあります。大袖振ってスター気取りでこのクラブには誰一人来てほしくないですし、「信州プライド」を掲げる上で、しっかりと心が備わっていて、そこへ勇敢に向かっていけるような選手たち、まさにクラブの考えを体現できる選手たちを意識して集めています。今までのシーズンができていなかったわけではありません。あくまでここから新しいスタートで、このメンバーでいきたいなというメンバーで構成されていますので、そこをご理解ください。

ーーチームで体現したいこととは
青野GM ニュージーランドとすごくかかわってくると思いますが、我々が扱っているのはバスケットボールで、ニュージーランドといえばラグビーや、身体を接触させて競争、闘争するスポーツがすごく多いです。その部分にも期待していますし、ヘッドコーチの考えにクラブや会社が乗っかるのではなく、クラブの目指すべきところの仕事をやるヘッドコーチを迎えたかったところです。
ーーBプレミア参入に伴う経営面の変化は
木戸社長 具体的な数字はまだ控えたいと思います。大きく変わってくるのが、Bプレミアでは注目度も上がり、強豪クラブに挑むということです。我々はより一層、信州を背負って戦っていく自覚を、クラブ、パートナーの皆様、ブースターの皆さんも一丸となって戦う意識をしっかりと持つことが大前提となります。また、チームのマネジメントも一番重要になってくると思います。選手だけでなく、チームスタッフのバージョンアップも、これまでの課題を克服、解決するためには必要になります。
ーー編成の全体像はいつごろわかるのか
青野GM 最終的に決まるのはまだ先にはなってくると思いますが、だいぶ決まっていますので、期待していてください。コアだと自分が思っている選手とは、ほとんど合意をもらっている状況です。
ーーこれまでケガ人が多かった理由は
青野GM 今回は答えるのを控えさせてください。今までの歴史を背負ってきた人たちへの敬意もありますので、この場では答えないようにしたいです。
ーーマイク・ダウムの契約はどういう状況か
青野GM みなさんの想像にお任せします。
ーー頂点を目指すまでの具体的な計画は
木戸社長 内部的にはもちろんありますが、この場では控えたいと思います。社長である以上、当然逆算の経営をしてきているので、いつまでに何をしなきゃいけないのかは考えています。

ーー青野本部長の呼び方は
青野GM 「GM」でお願いします。
ーートップチームと戦っていくための課題は
青野GM ピークをどこに持っていくかというところになってくると思います。チームはオフシーズンに入っていますが、今日(2日)登場した選手とは1on1ミーティングもして、オフの期間を計画的に過ごすように話しました。集まった後は、フラベルHCはFIBAのウィンドウでいないときも出てきますので、そういう時に練習ができないのではなくて、しっかりと練習できるスタッフでスケジュールも構成もしております。またプレシーズンも非常に重要になってきます。強いチームとしっかりと戦って、自分たちの悪いところをしっかりと洗い出して、開幕までに修正をして、みなさんの前でしっかりと結果を出せるようにやりたいと思っています。
(芋川史貴)
