Bリーグ1部(B1)は5月2日と3日に各地でレギュラーシーズン(RS)最終節となる第36節が行われ、東地区の宇都宮ブレックスはホームの日環アリーナ栃木で西地区の琉球ゴールデンキングスと対戦した。
第1戦は序盤から一進一退の展開となったものの、終盤にD.J・ニュービルやギャビン・エドワーズがフリースローで得点を重ね、83−82で接戦を制した。
第2戦も第1クォーターからシーソーゲームの展開となり、43−42と1点リードで前半を折り返す。しかし第3Qからは琉球のオフェンスを止めることができず、主導権を握られる形に。琉球の堅守を前に得点も伸びず、最終的には70−92で黒星を喫した。
宇都宮は第2戦では、ニュービルが13得点6リバウンド9アシスト、エドワーズが13得点6リバウンド、比江島慎とグラント・ジェレットがそれぞれ9得点を記録した。7日から始まるチャンピオンシップ(CS)クォーターファイナル(QF)でワイルドカード3位(全体7位)の名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦する。
琉球戦後の記者会見ではジーコ・コロネルHCと渡邉裕規、田臥勇太、小川敦也が記者の質問に答えた。
ジーコ・コロネルHCの琉球戦第2戦後のコメント
ーー琉球戦・第2戦の総括
まず琉球のチームにおめでとうと伝えたいです。今回で(CS進出が)決まったわけではないですけれども毎年CSに行って、コーチダイ(桶谷HC)が来てから毎回CSに行って結果を出しています。自分たちは昨日(第1戦)も言ったように健康とエナジーと自分たちの習慣を意識して今週末(の試合に)挑みました。ここから先、CSの試合が待っているので健康のところをしっかりできるように願っています。

渡邉裕規の琉球戦第2戦後のコメント
ーー琉球戦・第2戦の総括
去年(2024-25シーズン)のファイナルも戦っていますしEASLの決勝でも戦っている琉球さんとこうしてホーム最終戦でやれたということは、最終戦として意味のあることだと思いますし、今日(第2戦)ちょっと負けてしまいましたが、二試合ともお互いの良さが出たようなゲームになった。お互いチャンピオンシップに向けていい弾みになったのではないかと思います。
ーーRS60試合を終えての感想は
非常に去年はいろいろなことがあったシーズンなので、今年はそういったけがなどもなく、比較的みんな万全な状態で戦えたのではないかと思います。ただやっぱりリーグ全体のレベルも上がっているのでなかなか勝てない試合もありましたけど、その中で選手たち一丸となって自分たちの良さというものをしっかり突きつめて大事な場面でその長所みたいなものが出た試合もありましたし。本当に天皇杯みたいな、ああいう一つも良さを出せずに一発勝負で負けてしまったというのもあるので、良いも悪いもしっかりこの1シーズンありましたけど受け止めて、ラスト、来週からの戦いに備えられたらなと思います。

ーー後輩の成長について、高島や小川、終盤では石川がいい守備を見せていたが、この1年での彼らの成長をどう見ているか
今年一年というよりは去年からですね、高島や敦也に関しては。プレーイングタイムを取って、ああいう24秒を取るシーンがたくさんあったり、コーチ陣からも若手ということで、どんどん前からプレッシャーをかけろとか、そういうことを期待されて十二分に応えているなという印象があります。なので、成長したとかうんぬんよりも、もともとのポテンシャルが高い選手たちなので、それがこういうベテランの多い中でも発揮できているというのは、僕らもお陰でもなんでもないので。彼らの日頃からの努力の証だと思って、それは僕らが偉そうに評価するというよりは、彼らがしっかり結果を勝ち取っているという証拠だと思います。
ーーCSに向けて、ここからどう戦っていきたいか
毎年言っているんですが、レギュラーシーズンでいくらいい成績を残しても負けてしまえばそれで終わりなので。そういうことが起きた年もありますし、去年みたいに勝ち取った年もありますし。やっぱりそういう経験というのは、どこのチームよりもうちは分があるかなと思う。熱くもなるしジャッジもあるし、いつの何が起こるかわからないという展開の中で、本当に僕たちが失敗したことも成功したことも、今までのことをしっかりと来週から出せるということが一番の勝機だと思いますし、一番の強みだと思います。
こうなったらだめだな、ああなったらだめだな、と、心配要素はもちろんあるけど、本当にそうなったら負けるだけで、それをいかに僕らが出さずに、本当にどんなことがあっても自分たちの経験と自信と、あとはチーム力。本当に完成されたチームになりつつあると思うので、それをいかんなく発揮できるかというのが勝利の鍵だと思います。なので、戦い方うんぬんというより本当に自分たち次第で勝つも負けるも決まってくると思う。本当に、良い習慣と自分たちで我慢して勝ちきるということを3週間やり続けるだけかなと思います。
田臥勇太の琉球戦第2戦後のコメント
ーー琉球戦・第2戦の総括
レギュラーシーズン最後ということでしっかりCSにつながるように、というところで試合に入っていって前半は昨日と同じような展開で乗りかえしたんですが、後半ちょっと琉球さんに勢いを持っていかれてしまって負けてしまったんですが、しっかり切り替えてというか、CSが始まりますので、そこの向けてという感じで試合後はチームで次に向かおうというところで締めくくりました。
ーーRS60試合を終えての感想は
レギュラーシーズン、プラスEASLとか天皇杯もありましたし、プラス5試合があったので、本当にスケジュール的にはチームとしても初めての経験だったので、対応しながらやりきれたというところで、結果としては東地区首位をとれたというのはチームとして大きなことだと思いますし、何よりCSをホームでできるということが今までの経験上どれだけ大きなことかというのはみんな分かっているので、それが勝ちとれたのは大きかったなと思います。

ーー最終節・琉球戦を終えて、ここからどうCSに向かっていきたいか
琉球さんは本当に強いチームですし、CSに出るチームというのは分かっていたので、CS前にしっかりと、少しでも自分たちが成長できるチャンスなのでそこは無駄にしないようにみんな集中して試合をしようと。最後のレギュラーシーズンのホームゲームですし、そういうところはファンの方も見てくださって応援してくださっている試合なので、そういったところも大事にして。とはいえ、あまり特別なことは意識しすぎずやろうといったところもみんなあったと思う。なので琉球さんのような強いチームと、CSに出るチームとやれたのは良かったと思います。
ーー自身の得点で会場が歓声に包まれていたが、その歓声を聞いてどう感じたか
チームで作ってくれての得点なので、僕が入れようが誰が入れようがみんなファンの方は盛り上がってくれますので(笑)。それを今度はCSで、全てのプレーに反応していただいて、パワーを送り続けていただきたいなと。改めてこのレギュラーシーズン二試合をホームでやって感じましたね、ホームの力。パワーが大事だし僕らには必要だし、CSはそれが本当に大きく関わってくる場面もきっとあると思うので、本当、一緒に戦ってもらいたいなと改めて思いました。
小川敦也の琉球戦第2戦後のコメント
ーー琉球戦・第2戦の総括
昨日に引き続きリバウンドのところで相手にすごくたくさん取られてしまって、そのオフェンスの回数であったり、流れが全体的に琉球に行って、今日は悔しい敗戦でした。
ーーRS60試合を終えての感想は
ブレックスは積み重ねや習慣のところを大切にしてきて、それが今日は点差が離れてしまった部分もあったんですが、シーズンを通してやっぱり積みあげてきた部分も確かにあると思うので、それをCSに向けて発揮していきたいなと思います。

ーー大学でも対戦している脇真大と対戦しての感想は
去年もファイナルでやったりこういう、今日もたくさんのお客さんの前でやったり、こういうBリーグの舞台で学生の時から切磋琢磨してきた先輩と戦えることは本当に嬉しいですし、次に戦う際は勝ちたいなと思います。
ーーCSについて、QFで対戦する名古屋ダイヤモンドドルフィンズのどういったところに注意していきたいか
全体的にスピーディーな印象があって、オフェンスもディフェンスもすごく5人全員がアグレッシブな印象がある。まずはガードのところで起点を生んでいるチームだと思うので、そこに自分がマッチアップして、ちゃんと中に必要なディフェンスをしたいと思います。
