官能的ランジェリー生産で大変身する中国農村部
こんな下着談義が街角で聞かれるのは、中国の首都北京と上海の中間に位置する江蘇省灌雲県。米や麦の生産地として知られていたのどかな沿岸部が、今や「ランジェリーの都」を名乗っている。
同県は中国で急増する需要の最大70%を満たし、さらに年間数百万点のランジェリーを輸出。インターネットを駆使し、どんなに奇抜なアイデアでも富に変えてしまう中国の起業家たちの成功例だ。
このブームの火付け役とされるのは、雷叢瑞(レイ・コングルイ)さん(30)。
15年前、10代だった雷さんは急成長していたeコマース(電子商取引)サイトでさまざまな日用品を売っていた。「お客に、ランジェリーはあるかと何度も聞かれました。聞いたこともない代物でしたが、『あります』と答えてしまい、後から調べました」
今では100人以上を雇い、「真夜中の魅力」などのネーミングのブランドで年間150万ドル(約1億6300万円)以上の収益を上げている。
雷さんらの成功により、灌雲県ではランジェリー生産が急拡大。現在では500以上の工場で数万人が働き、生産額は年間3億ドル(約326億円)を超えるという。
■若者の変化
性に対する中国人の態度は寛容になっている。
共産主義によって慎み深さが浸透している中国では、ポルノは禁止され、当局は「低俗」とみなすものを定期的に取り締まっている。しかし、開放的な海外の風潮にさらされるようになり、若い世代、特に女性の解放が進んでいる。
市場調査会社「艾媒」によると、中国におけるセックス関連商品の2019年のオンライン販売高は前年比50%増加し、70億ドル(約7610億円)に達した。2020年も新型コロナ禍にかかわらず、推定35%増となっている。
雷さんの初期の客は、海外生活経験のある30歳以上がほとんどだった。しかし、2013年ごろまでに若い中国人も官能性に目覚め始め、売り上げが急増したと言う。現在では客のほとんどが22歳~25歳だ。
また国内では当初、ゆったりめで控え目なデザインが好まれたが、今では透け感があり体にピッタリのものが主流だ。
ランジェリー工場で働くリ・ユエさん(33)は「若者の態度が追いついてきて、官能的な感覚を日常に持ち込んでいます。ランジェリーの人気は上がっています」と語る。
■「誰もがランジェリーを好き」
灌雲県の産業改革にも苦労があった。
スタッフたちは初めてランジェリーを見たとき、「よく理解できなかったようです」と語る工場主の常凱林(チャン・カイリン)さん(58)。雷さんの叔父でもある。「それでも、この産業が大きく、強くなって、皆が稼げるようになり、貧乏から脱しました」。「今では、誰もがランジェリーを好きです」と言う。
雷さんの工場で生産されるランジェリーの90%は輸出用だ。ほとんどが米国と欧州向けだが、南アフリカへの輸出も多い。その他のアフリカ、中東、東南アジアでも需要がある。
雷さんがこれまでで最大の注文を受けたのは、2012年。北朝鮮の未知のバイヤーから、100万ドル(約1億800万円)分のオーダーが入った。だが、この商談は説明もなく打ち切られた。
ランジェリーで灌雲県は変貌した。今や麦畑の脇に工場が立ち並び、新築の家や車が豊かさを象徴している。約100万人の県民の多くは、かつて遠く離れた工場で厳しい出稼ぎ労働に耐えたが、今はそれもない。
灌雲県は最近、ランジェリー中心の工業地区の建設に着工した。総工費5億ドル(約544億円)。690ヘクタールの敷地に研究開発やデザイン、eコマース運営も統合する。
コロナ禍のロックダウン(都市封鎖)で昨年は落ち込んだ生産も立ち直っている。だが、海外需要は依然として弱い。消費者の出費が基本的な生活必需品に集中しているからだ、と雷さんは指摘する。「こうした問題が片付けば、また活気が戻るでしょう」【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2021/05/21-17:52)
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