【ロサンゼルスAFP=時事】米映画大手ワーナー・ブラザースは3日、来年公開の映画全作を、劇場と傘下の動画配信サービスHBOマックスで同時公開すると発表した。新型コロナウイルスの流行を受けた画期的な対応となる。(写真は米ハリウッドで行われた映画『ワンダーウーマン』のワールドプレミアに出席した主演のガル・ガドット)
 来年公開の映画には『マトリックス4』のほか、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が名作SF映画をリメークした『DUNE・デューン 砂の惑星』などが並ぶ。映画は劇場公開から1か月間、米国内からHBOマックスで視聴できる。米国外では劇場での公開を継続する。
 ワーナーはこれに先立ち、『ワンダーウーマン 1984』をクリスマス当日の今月25日に劇場とHBOマックスで同時公開すると発表。これはハリウッドの巨大企業である同社にとって思い切った賭けであり、業界人の間では1回限りの試みだと広く考えられていた。
 ワーナーのアン・サーノフ会長兼最高経営責任者(CEO)は「新しいコンテンツが劇場公開の生命線であることは分かっているが、これに加えて、米国の劇場の大半が2021年を通して縮小営業となる可能性が高いという現実を考量しなければならない」と述べた。
 今回の決定は米テレビドラマ「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」のスピンオフ作品『ザ・メニー・セインツ・オブ・ニューアーク』や、DCコミックスの『スーサイド・スクワッド』続編など、少なくとも17作に影響する見通し。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2020/12/04-11:20)

情報提供元:時事ドットコム ワールドアイ
記事名:「ワーナー、2021年新作映画全てをネット配信 米国内が対象