「令和ビジネスパーソンのランチ事情に関する調査2025」を実施
株式会社タニタが実施した調査によると、全国のビジネスパーソンが平均603円をランチに費やしており、多くの人が栄養よりも価格を優先していることが明らかになりました。特に40代以上の中・高年層にその傾向が強いです。また、約半数が設置型社食サービスや飲食店社食代行サービスの導入を希望しています。理想的なランチには、平均818円をかけても良いと考えており、普段のランチよりも高価な食事が好まれています。さらに、人気の芸能人や料理研究家が監修するランチも富に興味を持っていることが示されています。この調査は、食事が健康づくりにおいて重要であることを再認識させるものであり、タニタは今後も健康的なメニュー提供を通じて人々の健康をサポートし続けるとしています。
健康総合企業の株式会社タニタ(東京都板橋区、代表取締役社長・谷田千里)は、「令和ビジネスパーソンのランチ事情に関する調査2025」を実施しました。全国の20歳-69歳のビジネスパーソン1000人を対象に、2024年12月11日-12日の2日間、インターネットリサーチにより行いました。今回は光熱費や原材料高といった物価高騰によりランチにかかる金額が上昇する中での調査となりました。この結果、7割超のビジネスパーソンが普段のランチで栄養より価格を優先している実態が浮き彫りとなりました。
●「令和ビジネスパーソンのランチ事情に関する調査2025」結果の主なトピック
■1回のランチにかける金額は平均603円(添付資料P3)
「ランチ1回にいくらかけることが多いか」と質問したところ、「500円」(19.0%)、「1,000円」(11.8%)、「200円未満」(10.9%)が上位を占め、金額は平均で603円となりました。また、“健康的”“おいしい”“満腹になる”の三拍子がそろったランチ1食にはいくらくらいかけてもいいと思うか聞いたところ、「1,000円」(18.6%)、「500円」(16.9%)、「800円」(12.6%)などに回答が集まり、金額は平均で818円となりました。1回のランチにかけることが多い金額の平均(603円)と比べて215円も高く、ヘルシーで味が良く、おなかも満たされるランチには、普段のランチより奮発してもよいと考える人が多いことが明らかになりました。
■普段食べているランチの満足度は平均で62.6点(添付資料P5)
理想的なランチの特徴について聞いてみると、1位は「おいしい」(53.4%)、2位が「安い」(44.2%)、3位が「栄養バランスが取れている」(41.7%)となりました。一方で、普段食べているランチの特徴について尋ねてみると、1位は「安い」(36.3%)、2位が「おいしい」(30.0%)、3位が「短時間で食べ終えられる」(23.3%)となりました。ランチの理想と現実の結果を比較すると、「おいしい」や「栄養バランスが取れている」の項目では20ポイント以上も開きがあり、普段食べているランチでは、おいしさや栄養バランスの面で妥協していることがうかがえます。また、普段食べているランチの満足度について、100点満点で採点してもらったところ平均は62.6点となりました。
■「普段のランチでは栄養より価格を優先」が76.4%(添付資料P7)
「普段のランチで栄養より価格を優先してしまうことがどのくらいの頻度であるか」と聞いたところ、「よくある」(39.9%)、「時々ある」(36.5%)で、「ある」を合計した割合は76.4%にも達しました。普段のランチでは、栄養価や栄養バランスよりもコストパフォーマンスを重視しているビジネスパーソンが多いことが明らかになりました。
「ある」と回答した年代は40代以上の中・高年層が高く、40代が79.0%、50代が79.5%、60代が78.0%とそろって全体を上回りました。
■「飲食店社食代行サービス」「設置型社食サービス」、約5割が導入希望(添付資料P10、P11)
社員食堂を導入してほしいか聞いたところ、「導入してほしい」との回答の合計は45.4%となりました。また、オフィスの近隣店舗を社員食堂代わりに使えるサービス「飲食店社食代行サービス」や、冷凍食品などをオフィスに常備し好きなときに食べられるサービス「設置型社食サービス」の導入を希望するかと聞いたところ、「導入してほしい」との回答はともに約5割にも上っており、こうしたサービスに魅力を感じている人が多いようです。
さらに、こうした社食サービスでランチをとる場合、1食あたりにかけてもよいと思う金額について尋ねたところ、「社員食堂」では平均511円、「飲食店社食代行サービス」では平均590円、「設置型社食サービス」では平均551円となり、いずれも1回のランチにかける金額の平均である603円を下回る結果となりました。
■“この人とランチをしたら午後も頑張れる!”というイメージの芸能人 第1位は「明石家さんまさん」(添付資料P13、P14)
“この人とランチをしたら午後も頑張れる!”というイメージにあてはまる芸能人を聞いたところ、1位は「明石家さんまさん」(20名)、2位が「綾瀬はるかさん」「大泉洋さん」「マツコ・デラックスさん」(いずれも10名)、5位が「浜辺美波さん」(8名)となりました。また、“この人が監修したランチを食べたい!”というイメージにあてはまる料理研究家を質問したところ、1位は「栗原はるみさん」(52名)、2位が「平野レミさん」(44名)、3位が「リュウジさん」(36名)となりました。
食事は健康づくりにおいて重要なファクターです。タニタは今後も調査を通じてランチの重要性を啓発していくとともに、タニタグループの「タニタ食堂」や「タニタカフェ」ではおいしくヘルシーなメニューやサービスを提供していくことで、多くの人の健康づくりをサポートしていきたいと考えています。
■「令和ビジネスパーソンのランチ事情に関する調査2025」調査リポートの詳細はこちら
https://api-img.tanita.co.jp/files/user/news/pdf/2025/lunch_research.pdf
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