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日立がCRCグループからインド・デリー首都圏の複合施設「CRC The Flagship」向けに昇降機56台を受注


日立製作所は、日立ビルシステムと日立リフトインド社を通じて、インド・ノイダの高級複合施設「CRC The Flagship」に56台の昇降機を受注しました。これらには高速エレベーター33台を含むエレベーター44台、エスカレーター12台が含まれ、地震時管制運転システムなど安全機能を備えています。「CRC The Flagship」は広大な敷地に4棟のタワーと商業施設を有し、環境に配慮した設計が評価されています。インドの昇降機市場は世界第2位の規模で、日立は主要都市を中心に事業を展開、成長を続けています。今回の受注はインフラ強化を目指すインドでの重要なステップです。

2024年10月17日
株式会社日立製作所
株式会社日立ビルシステム
日立リフトインド社

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202410158127-O1-WOL5riV7

「CRC The Flagship」の外観(完成イメージ)

 

 株式会社日立製作所(以下、日立)は、このたび、株式会社日立ビルシステム(以下、日立ビルシステム)と インド共和国(以下、インド)の昇降機販売・サービス会社であるHitachi Lift India Pvt. Ltd.(以下、日立リフト インド社)を通じて、インドのデベロッパーであるCRCグループから、インド・デリー首都圏*のウッタル・プラデシュ州 ノイダの高級複合施設「CRC The Flagship」向けに昇降機(エレベーター・エスカレーター)56台を受注しました。

 今回受注したのは、定格速度分速180mおよび150mの高速エレベーター33台をはじめとするエレベーター44台、エスカレーター12台、エレベーターの効率的な配車を実現する行先階予約システムで、エレベーターには、地震時に揺れを検知し、エレベーターの乗りかごを最寄り階に停止させてドアを開くことで、利用者が閉じ込められるのを防ぐ地震時管制運転システムを搭載し、利用者の安全・安心・快適な移動を実現します。

* デリー首都直轄地域と、周辺の州、地区などの一部を含んだ大都市圏。

 

■日立リフトインド社 マネージングダイレクター 榊原 雅也のコメント

 ノイダ地区のフラッグシップである本プロジェクトに参画できることを光栄に思います。高品質の製品、サービスを提供し、利用される全ての方々の安全・安心・快適な移動と、街の発展に貢献したいと考えています。今後もインドの社会や人々のウェルビーイングの向上に貢献します。

 

■日立製作所 理事 兼 Hitachi India Pvt. Ltd.(以下、日立インド社) マネージングダイレクター Bharat Kaushal(バラット・コーシャル)のコメント

 インドで90年以上にわたって事業展開してきた日立インド社は、大きく成長を加速しています。インドは、国民のエンパワーメントに取り組むとともに、10億人を超える人々のQoL(Quality of Life)を向上させる、世界レベルのインフラを構築することで、世界をリードする経済大国となるべく、その歩みを速めています。

 日立リフトインド社は、インドが変革を進めていく上で欠かせない存在となっており、CRCグループは、インドのレジリエントなインフラの実現に貢献しています。インドの都市インフラをさらに強化するというわれわれのコミットメントにおいて重要なマイルストーンであり、CRCグループとのコラボレーションの機会を心からうれしく思います。リーディングカンパニー2社の戦略的な連携であるということにとどまらず、インドが建築の基準をこれまでにないレベルに引き上げ、持続可能な社会を構築するという点において大きな飛躍を遂げることを確かなものにするための革新性と卓越性に関するわれわれの共通のビジョンを明確に示すものです。

 日立インド社は、都市交通、エネルギー、IT、ペイメントサービス、教育(e-Education)、医療(e-Healthcare)など、多岐にわたる優れたソリューション群により、インドおよび世界に最高水準の技術を提供するというミッションを遂行するためのエコシステムを構築する、野心的かつ先進的なビジョンを掲げています。

 

■「CRC The Flagship」の概要

 「CRC The Flagship」は敷地面積22万3,000m2の複合施設で、主に4棟のタワーと商業施設で構成されます。オフィスや店舗、高級マンションを中心に、コワーキングスペースや講堂、パターゴルフ場など、多種多様な設備を有します。敷地面積の20%以上を緑地化しており、Indian Green Building Council(インドグリーンビルディング協議会)の事前認証で、最上位のプラチナ評価を取得し、地球環境に優しいインフラを実現します。

 立地面では、ノイダ-グレーターノイダ高速道路の近くにあり、また、インディラ・ガンディー国際空港を補完する位置付けで現在建設が進められており、インド最大の国際空港の一つとなるノイダ国際空港からの所要時間は約35分と、交通アクセスの良い場所に位置しています。

 

■インドの昇降機新設市場と日立の取り組み

 インドの昇降機新設市場は世界第2位に相当し、2023年度の需要は年間67,000台超、年間6-7%の成長が予測されています。

 日立は、2008年1月に日立リフトインド社を設立し、インドの昇降機市場に本格的に参入しました。以来、ニューデリー、ムンバイ、バンガロール、チェンナイ、プネ、ハイデラバード、アーメダバードなどの主要都市を中心に、高級集合住宅、ホテル、オフィスビル向けに多数の昇降機を納入し、メンテナンスを行っています。

 

■受注したエレベーターの概要

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107245/202410158127/_prw_PT1fl_1INRrx3l.png

 

■受注したエスカレーターの概要

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107245/202410158127/_prw_PT2fl_5cB9iTdb.png

■日立ビルシステムのWebサイト

https://www.hbs.co.jp/

 

■日立ビルシステムブランドチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCfOgxcLRk3NHm2WrqHeQ6MA

 

■日立製作所について

 日立は、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現する社会イノベーション事業を推進しています。お客さまのDXを支援する「デジタルシステム&サービス」、エネルギーや鉄道で脱炭素社会の実現に貢献する「グリーンエナジー&モビリティ」、幅広い産業でプロダクトをデジタルでつなぎソリューションを提供する「コネクティブインダストリーズ」という3セクターの事業体制のもと、ITやOT(制御・運用技術)、プロダクトを活用するLumadaソリューションを通じてお客さまや社会の課題を解決します。デジタル、グリーン、イノベーションを原動力に、お客さまとの協創で成長をめざします。3セクターの2023年度(2024年3月期)売上収益は8兆5,643億円、2024年3月末時点で連結子会社は573社、全世界で約27万人の従業員を擁しています。詳しくは、日立のウェブサイト(https://www.hitachi.co.jp/)をご覧ください。

 

■お問い合わせ先

株式会社日立ビルシステム カスタマーサポートセンター

TEL:0120-7838-99(フリーダイヤル)

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