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「KROMO,Curio Collection by Hilton (クロモ・キュリオ・コレクション・バイ・ヒルトン)」へ参画


■当社初 タイにおけるホテル開発事業

2024年6月20日
大和ハウス工業株式会社
代表取締役社長 芳井敬一
大阪市北区梅田3-3-5 
           

 大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:芳井敬一)は、タイ王国(以下、「タイ」)首都バンコク中心部において、タイで不動産開発を展開する大手企業のSC Asset Corporation PLC.(エス・シー・アセット・コーポレーション、以下「SCアセット社」)が進めているホテル「KROMO, Curio Collection by Hilton(クロモ・キュリオ・コレクション・バイ・ヒルトン)」(2025年3月開業予定、地上28階建て、総客室数306室)の開発に参画することとなり、2024年5月20日にSCアセット社と契約に関するパートナーシップ締結式を行いました。

 なお、当事業は当社がタイにおいて初めて参画するホテル事業です。

【表】

 大和ハウスグループは、25の国と地域(※1)で事業を展開し、「第7次中期経営計画(2022年4月~2027年3月)」の最終年度となる2026年度に、海外事業の売上高1兆円、営業利益1,000億円を目指しています。

 ASEANにおいては、日系企業の進出に合わせて工業団地の開発に参画したことを皮切りに、事業を拡大。タイでは、2016年に物流施設や工場の開発等を展開する最大手のWHA Corporation PCL.と合弁会社を設立し、物流施設開発・運営・管理・賃貸を行っている他、2022年からは商業施設開発も展開しています。

 このたび開発に参画する「KROMO, Curio Collection by Hilton」は、ヒルトン・ワールドワイドに加盟するホテルブランド「Curio Collection by Hilton」として、2025年にタイ・バンコク中心部において開業を予定しています。SC アセット社の100%子会社SC Expedition Co., Ltd.(エス・シー・エクスペディション)が保有するホテル事業会社の発行済株式の49%を取得し、日本国内で培ったホテル開発・運営事業のノウハウを活かし、当事業において円滑なホテル運営支援を行います。

 今後当社は、ASEANにおいて商業施設や事業施設の開発などにより事業を拡大していきます。

※1.2024年3月31日時点。

 

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000427/202406202461/_prw_PT1fl_98FED9d3.png

■参画背景

 タイは、新型コロナウイルス感染症拡大前の2019年には、海外からの観光収入が605億ドルにのぼるなど

世界第4位(※2)の観光立国です。2020年以降は、新型コロナウイルス感染症の影響で観光客が激減しましたが、2023年の観光収入は前年比96.4%増加(※3)。タイへの日本人渡航者数も2020年には前年比約81%減の約35万人に落ち込みましたが、2023年には約81万人と前年比約180%増加し、回復傾向となっています(※3)。

 そのような中、当社はタイにおいて初めてホテル開発事業「KROMO, Curio Collection by Hilton」へ参画することとなりました。

※2. 外務省ホームページより。

※3. 国連世界観光機関(UNWTO)ホームページより。

 

1.当社初となるタイにおけるホテル開発事業

 当事業は、タイを拠点に住宅やマンション、オフィス開発などを行うタイの大手不動産開発会社SCアセ

ット社と協業するホテル開発事業です。Hilton Hotels &Resortsが展開するライフスタイルホテルブランド「Curio Collection by Hilton」の一つとして、「KROMO, Curio Collection by Hilton」の名称で2025年3月にタイ・バンコク中心部に開業予定です。

 今後、当社とSCアセット社は、両社の知見や技術を活かし、ホテル事業のみならずタイでの不動産開発

事業での検討を進めます。

 

2.アクセスに優れた好立地

 当ホテルは、タイの首都バンコク中心部にあり、周辺には、外資系ホテルや高層オフィスビル、大型複合

商業施設などが立ち並ぶ「スクンビット通り」沿いの好立地に位置しています。当エリアは、2023年12月

に延床面積約25万㎡を誇る、コンサートホールも併設した複合商業施設「エムスフィア」がオープンする

など、今後も発展が見込まれています。

 交通面では、バンコク内各所へのアクセスに便利な高架鉄道BTS(Bangkok Mass Transit System)や

地下鉄MRT(Metropolitan Rapid Transit)の最寄り駅も当ホテルから徒歩圏内にあるため、ビジネスか

ら観光まで幅広い利用が見込まれます。

【表】

■「Curio Collection by Hilton」について

 その土地ならではの発見やユニークな体験を提供するヒルトンのアッパーアップスケールホテルブランドとして、2014年に誕生しました。現在、ロンドン、パリ、ニューヨーク、メルボルン、台北など世界150ヶ所以上(2024年時点)で展開しており、タイにおいては、当事業が初めての開業となります。「KROMO」は、色相の強さを示す語の「Chroma(クロマ)」から着想を得たもので、旅先での発見や驚きを、色彩の鮮やかさで表現します。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406202461-O6-6fpVciy7

 

●「KROMO, Curio Collection by Hilton」建物概要

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000427/202406202461/_prw_PT2fl_DHlcRXUq.png

 

●「SCアセット社」概要

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000427/202406202461/_prw_PT3fl_VQQ5nBTZ.png

 

 

 

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