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がんの治療と仕事の両立に関する 教育サービス「アリルジュ」の販売を開始


~「Health Data Bank®」利用企業向けサービス~

2024年1月22日
大鵬薬品工業株式会社
株式会社NTTデータ

がんの治療と仕事の両立に関する 教育サービス「アリルジュ」の販売を開始 ~「Health Data Bank®」利用企業向けサービス~

 
大鵬薬品工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林将之、以下「大鵬薬品」)と株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:佐々木裕、以下「NTTデータ」)は、このたび大鵬薬品が新たに開発した、がんを中心とした治療と仕事の両立に関する教育用ポータルサイト「アリルジュ」を、NTTデータが展開する企業向けクラウド型健康管理システム「Health Data Bank®」(以下、「ヘルスデータバンク」)を導入している企業およびその社員向けに2024年1月22日より販売を開始します。

がんの治療と仕事の両立は、第2期がん対策推進基本計画(2012年)で初めて取り上げられ、10年以上たった現在でも社会課題のままとなっています。

大鵬薬品は、抗がん剤を50年以上開発・提供してきた生命関連企業として、がんの治療と仕事の両立支援に取り組んできました1)。その経験やノウハウを社会課題解決のために提供し、がん患者さんやご家族のかけがえのない「いつも」が「いつまでも」続くように寄り添いたいという思いから、アリルジュを開発しました。

NTTデータは、大鵬薬品との協業により、アリルジュを通じて、健康管理に関する領域のみならず予防や治療に関し、より専門性を必要とする領域において、ヘルスデータバンクの導入企業およびその社員に新たな付加価値を提供します。

大鵬薬品とNTTデータは、がんに関する社会課題を解決するために互いの強みを生かして、信頼できる情報やコンテンツを企業およびその社員に、タイムリーに確実に届けていきます。

アリルジュの概要
がんにかかると、治療や身の回りのことだけでなく、仕事を続けることに不安を抱えることがあります。がんをはじめとした病気の治療と仕事の両立には本人や人事担当者だけでなく、上司や同僚といった職場メンバーの理解や支援が求められます。アリルジュは、大鵬薬品がこれまで行ってきた支援内容をもとに、本人の両立ポイントや人事担当者、上司、同僚がどのように支援すると良いかを学べる教育用ポータルサイトで、ヘルスデータバンクを通じて提供されます。アリルジュは、治療と仕事の両立のあらゆるシーンにおいて、全ての社員に寄り添います。

アリルジュの特長
1. がんをはじめとした病気にかかった社員(患者本人)の不安軽減につながる
仕事を継続するために必要なポイントをシーンごとに動画で解説し、患者本人がすることのチェックリスト、利用可能な支援制度や支援機関をまとめて提供します。
2. 上司はすべきことがわかるため、患者本人を支援できる
上司が支援するためのポイントをシーンごとに動画で解説し、上司としてすることのチェックリストを提供します。同僚向けにもシーンごとの支援ポイント解説動画があり、職場全体での患者本人の両立支援をサポートします。
3. 治療と仕事の両立支援の必要性を全社員に教育できる
全社員が治療と仕事の両立支援について正しく理解するためのポイントを動画で解説します。
4.正確ながん情報を全社員に提供できる(coming soon)
がんの治療や両立支援に関する質問に、チャット形式でAIが回答する機能を備えます。
5. がん以外の病気についても両立支援のポイントが理解できる
がん以外のメンタルを含む病気に関する両立支援のポイントを動画で解説します。

詳しくはhttps://taiho.co.jp/cancerandwork/をご参照ください。

がんの治療と仕事の両立について
医療の進歩により、がんは不治の病ではなく、長く付き合う病気になりつつあり、生涯のうちに約2人に1人ががんにかかると推計されています2)。国内では年間約100万人が新たにがんと診断されており、そのうち約3割が就労世代(20~64歳)です2)。
2023年に内閣府が実施した世論調査において、治療を受けながら働き続けるのは難しいと思っている人は54%で3)、半数以上の人が、がんの治療と仕事の両立は困難であると感じています。就労年齢の引き上げや女性活躍推進によって、職場におけるがんの治療と仕事の両立は、今後ますます解決すべき課題になると推測しています。

大鵬薬品について
大鵬薬品は、大塚ホールディングス株式会社の事業会社で「私たちは人びとの健康を高め 満ち足りた笑顔あふれる 社会づくりに貢献します。」を企業理念とし、「がん」、「免疫・アレルギー」の2領域に注力する研究開発型のスペシャリティファーマです。特にがん領域においては、国内におけるリーディングカンパニーの一つとして知られており、グローバル化も積極的に推進しています。がん領域以外におきましても生活の質の向上に貢献できる製品を販売しています。また、コンシューマーヘルスケア事業でも生活者志向を第一に愛情豊かな暮らしを支える商品づくりに注力しています。大鵬薬品の詳細については、https://www.taiho.co.jpをご参照ください。

NTTデータについて
NTTデータは、豊かで調和のとれた社会づくりをめざし、世界50ヵ国以上でITサービスを提供しています。
NTTデータが提供するヘルスデータバンクは、「企業の健康経営を支援するシステム」と「個人の生涯健康管理を支援するシステム」がセットになったクラウド型健康管理システムです。2002年から運用を開始し、約3,000社(団体)、400万人の健康管理に利用されています。

1) 大鵬薬品2023年12月14日プレスリリース:大鵬薬品 がんアライアワード 2023 5年連続「ゴールド」および新設「ベストプラクティス」受賞(https://www.taiho.co.jp/release/2023/20231214.html
2) 国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん罹患モニタリング集計(MCIJ))
3) 「がん対策に関する世論調査(令和5年7月調査)」(内閣府) (https://survey.gov-online.go.jp/r05/r05-gantaisaku/)(2024年1月19日に利用)

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