3月31日(金)
味の素AGF株式会社
【表：https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M104353/202303304449/_prw_PT1fl_s3rp8k10.png】
【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202303304449-O2-C9JRZu28】
味の素AGF株式会社（以下、AGF 代表取締役社長：竹内 秀樹）は、2023年3月30日（木）、コロンビアコーヒー生産者連合会（Federacion Nacional de Cafeteros de Colombia、以下、FNC）、および三井物産株式会社と、コロンビアのVALLE DEL CAUCA（バジェデルカウカ）県におけるコーヒー農家の品質・生産性・組織的販売力を強化するプロジェクト契約に調印しました。本プロジェクトにより、コロンビアにあるコーヒー農家の、内戦からの復興を支援します。
コロンビアでは内戦が50年以上続き、600万人以上の国民が国内難民となっているといわれており、コーヒー農家も同様に、多くの土地が奪われ他都市への移住などで、コーヒー栽培の中断を余儀なくされました。その後、被害者への土地返還プロセスが始まりましたが、土地が戻るだけでは生活を再建できず、品質・生産性・組織的販売力強化など多面からのサポートが必要となりました。
本プロジェクトは2021年から始まり、第1期としてコロンビアの土地返還政策により土地を返還された、VALLE DEL CAUCA県にある55のコーヒー農家に対し、「生産性の向上」「水資源の確保」「品位の向上」「販売力の向上」の4つの支援に取り組んできました。AGFは、VALLE DEL CAUCA県にある55のコーヒー農家の方々がコーヒー栽培を行うことで経済的に自立できるように、そしてその想いがこもったコーヒーを日本でも飲んでいただきたいと考え、支援を続けてきました。
2023年からは第2期として、これまで取り組んできた4つの支援による、品質・生産性・組織的販売力のさらなる向上を図るとともに、コロンビアの伝統的なコーヒー豆生産方法の指導などを通じて栽培されるコーヒー豆の価値向上を図り、VALLE DEL CAUCA県にある55のコーヒー農家の、より経済的に安定した生活に向け支援を続けます。
【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202303304449-O3-PXAfuGDC】
VALLE DEL CAUCA県にあるコーヒー農家の方々
【契約概要】
【表：https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M104353/202303304449/_prw_PT2fl_m584Yg1m.png】
■調印者のコメント
FNC Valle del Cauca委員会代表 Hector Fabio Cuellar
このプロジェクトは開始以来、非常に良い結果がでており、VALLE DEL CAUCA県にある55のコーヒー農家の方も大変感謝しています。今回のプロジェクトではよりエコな精製技術に向上し、コーヒーの乾燥インフラも改善します。今後も土地を返還されたコーヒー農家の為に献身的に情熱をもってサポートを続けていきます。
三井物産株式会社 食料本部食品原料部長 佐東 宗秀
このような社会的に意義深い継続的な取組にて各社様と協業をさせて頂きますこと、感謝申し上げると共に、本取組を通じてコロンビアコーヒー産業の更なる発展に貢献できましたら幸いです。プロジェクトの成功を祈念致しますと共に、丹精込めて作られた素晴らしいコーヒーをお届けすべく弊社としても尽力して参ります。
味の素AGF株式会社 代表取締役社長 竹内 秀樹
本日無事に契約締結が出来、大変うれしく感激しております。これまでご尽力いただいた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。今後、このプロジェクトで収穫したコーヒー豆を日本で飲んでいただける事を楽しみに、これからもコロンビアの生産者の皆様、コーヒー産業の発展の一助になれるよう努力を続けてまいります。
■コロンビアコーヒー生産者連合会（FNC）とは
コロンビアコーヒー生産者連合会は、1927年、コロンビアのコーヒー生産者たちの手により設立された民主的な組織です。今では56万以上のコーヒー生産者が加盟しており、世界有数の規模を誇る農業関連NGOです。高品質なコーヒーの安定した生産や、生産者のより良い暮らしを実現し、コロンビアコーヒーが『The Richest Coffee in the World®』（世界一リッチなコーヒー）として認知されるよう活動している、コーヒー生豆およびコーヒー製品の輸出団体です。
