誰でも文豪のような「缶詰め」ができる。 岡山県真庭市のコワーキングスペース「湯フィス」。
◆温泉×コワーキングスペース、誕生。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O14-NenFnrAq】
なかなか結果が出ない……。
仕事のクオリティをもっと高める方法はないものか。
そう考えたとき、ふと思ったのは文豪のことである。
なぜ、後世に残るほどの名作をつくることができたのか。クオリティの高い仕事をすることができたのか。
共通しているのは――。
彼ら、彼女たちはみなわざわざ温泉地へ赴いて執筆をしている、ということ。
有名なところでは、城崎温泉で「城の崎にて」を書きあげた志賀直哉。越後湯沢温泉で「雪国」を書いた川端康成。夏目漱石で有名な「道後温泉」など。
よく締め切り間際に言われる「缶詰め」とは、もともと温泉旅館に詰める「館詰め」から来ている、という。
温泉でリラックスしながら、発想力や集中力を高めることができるらしい。
ということは、館詰めをすれば、僕たち一般人でも名作に値する仕事ができるのではないか。仕事のクオリティを高めるキーワードは、「館詰め」なのではないか。
事実、「館詰め」のできる場所が増えているという。
テレワーク化が進んだものの、自宅ではなかなか仕事効率の上がらない人たちが「集中できる環境」を求めて訪れている。東京ではかなり認知が進んでいるらしい。
しかし、温泉にも入ることができ、なおかつ「館詰め」もできる。そんな理想的な場所なんてあるのだろうか。
もちろん、温泉旅館に泊まれれば何の問題もない。
ただ、ひとつの案件に対して、そんなことをしていては、お金がいくらあっても足りない。
安価で、温泉にも入れて、なおかつ仕事のクオリティも上がるような場所。
――いや、ある。ひとつだけヒットした。
岡山の県北、真庭市の湯原温泉にあるコワーキングスペース「湯フィス」。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O9-N6QM43kA】
湯本温泉館ホームページ:https://www.city.maniwa.lg.jp/soshiki/60/2653.html
そもそも湯原温泉とは、大阪から車で約2時間半。観光名所「蒜山高原」まで30分弱という、岡山県を代表する温泉街のひとつである。
源泉がすべて、地面からお湯がぽこぽこと自噴する湧出温泉。温度も45℃前後と適温で、加温も加水も必要としない。源泉かけ流しのなかでも全国的に珍しい温泉郷である。
それを証拠に、温泉評論家の野口冬人が、露天風呂番付で「西の横綱」と定めている。
そんな湯原温泉郷のなかに、「館詰め」のできるコワーキングスペースがあるなんて、にわかには信じられない。
温泉旅館の数々、さらに有名な露天風呂「砂湯」も、「はんざき(オオサンショウウオ)センター」も、鹿肉コロッケの食べられるお店も、すべてが徒歩圏内。
本当に、仕事のクオリティが上がる空間なのか。デスクまわりは?金額は?wi-fiは?締め切り間近の仕事を抱えて、さっそく訪れてみた。
◆コワーキングスペースにも、温泉にも、出入り自由。
温泉街の温泉施設の3階がコワーキングスペースになっているという。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O10-hh0158P9】
温泉旅館が軒を連ねるなか、駐車場は無料。
美しい山なみと静かな河原に沿って、温泉旅館がぽつりぽつりと並んでいる。風情が漂い、仕事を携えていると、自分がもうすでに文豪にでもなったような気分になる。
湯原温泉ホームページ: https://www.maniwa.or.jp/yubara/
「湯フィス」があるのは、「湯本温泉館」3階。
長らく使われていなかった場所を、リノベーションしたらしい。
入り口から入って、特産品コーナーを横目に見つつ受付へ。券売機でチケットを購入。
入浴券やタオルの購入パネルに混じって、「コワーキングスペース(1時間)」や「シェアオフィス・休憩室(1時間)」などのパネルが並んでいる。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O2-ae5OvSHy】
なんだ、この見たことのないパネルの並びは……。
本当に、温泉とコワーキングスペースが一緒になっているのだ、と改めて驚く。
・コワーキングスペース(1時間)300円
・コワーキングスペース(2時間)600円
・コワーキングスペース(3時間)900円
・コワーキングスペース(4時間)1200円
・コワーキングスペース(1日)1500円
・シェアオフィス・休憩室(1時間)500円
・シェアオフィス・休憩室(2時間)1000円
・オンライン会議室(1時間)500円
・オンライン会議室(2時間)1000円
しかも、値段がそこまで高くない。たとえば1日、大阪でコワーキングスペースを使用しようと思ったら、2000円ぐらいするだろう。3000円のところもあるかもしれない。
購入したのは、「コワーキングスペース(3時間)900円」。
カードキーのため、時間内は出入り自由である。1日利用の場合は途中、お昼ごはんを食べに温泉街へ繰り出してもいい。
徒歩3分ぐらいのところにある無料の「足湯」に行ってみるのもいい。
ちなみに入浴は、真庭市内であれば「大人1人300円」。真庭市外であれば「大人1人600円」となる。
午前10時から午後10時までのコワーキングスペース(1日)と組み合わせれば、「仕事」と「温泉」を行き来する、夢のようなループが可能になる。
◆都市部から温泉にテレワークができる。
心がゆるむ湯けむりの気配を感じながら、エレベーターで3階へ。
受付で渡されたカードキーを使って、コワーキングスペースの扉を開く。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O12-584P9Vg6】
そこは――、外観からは想像もつかない空間だった。
サッパリとしたシンプルな場所でありながら、無機質ではない。静かなんだけど、なんとなく息吹きが感じられる。床の緑が映える、とても優しい空間であった。
大きな窓の向こうには、山々と河原、温泉街がある。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O11-Yd3xmL24】
なにより、さまざまな形のデスクに驚く。
どれが自分に合うかな、なんて思いながら、ひとまず手あたり次第に座ってみた。
スタンディングのように仕事ができるスツールタイプや、しっかりと腰を据えられる深めの椅子、広々としたデスク。仕事と向き合うのにうってつけのボックスタイプもあった。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O4-TN0S083x】
そのうちのひとつに腰かけて、さっそくパソコンを開き、仕事を始……。
……え。は、早い!信じられないことに、wi-fiが爆速である。動画も、オンライン会議も、なにをしても支障がない。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O15-HS372jh6】
これならば、「ワーケーション」ができるじゃないか!
蒜山高原や湯原温泉郷、勝山町並み保存地区をはじめ、鳥取県の大山、倉吉白壁土蔵群などなど、近隣の観光を楽しみながら働く「ワーケーション」の拠点に最適じゃないか!
もちろん、「テレワーク」も「リモートワーク」もできる。
ワーケーションやテレワークが流行しているのは、「働きやすさ」が価値を持つようになったから。働きやすい環境ならば、パフォーマンスがより発揮できる。
自然とモチベーションが上がり、生産性も向上していく。
文豪たちはもっと前から、その真実を知っていたのだろう。
近隣を飛び出して、温泉街にテレワークをする気持ちがわかる。
そんなことを考えていたが、やがて僕自身も仕事に没入していく。
温泉街のまんなかにあるとは思えないほど静かで、ほどよい室温に保たれている。なんとなくアルファ波も出ているような気がしてくる。仕事もはかどっていく。
集中力を高められる空間だった。
そのときに書いたものが、この記事である。
ここでの「館詰め」はいい。
会社だと雑談や用事が入って、なかなか集中できない。家だと雑多なものが目に入って、これまたなかなか集中できない。カフェだと店員さんの目が気になってくる。
ならば思い切って、「この仕事をするぞ!」と飛び出してみる。
アイデアに煮詰まったら、すぐ下の「温泉」に入ればいい。もう一度、集中力を取り戻そうと思ったら、近くの「足湯」に入ってみるのもいい。
◆オンライン・オフラインの会議やプレゼンも可能
じつは、コワーキングスペースのほかにも、シェアオフィスと会議室がある、とのこと。許可を得て、なかを覗いてみた。
シェアオフィスは、和室に座卓。
思わず、「これぞ館詰め!」と叫びそうになった。まるで執筆する文豪の背中が見えるような空間。温泉旅館の一室を彷彿とさせる。
座卓に慣れ親しんだ人には、きっとしっくり来るだろう。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O5-ARR8H24k】
モニターが設置されているため、オンライン会議もできる。
フォーマルな会議というよりは、リラックスしながら臨む「アイデア出し」の会議などに向いている。もちろんオンラインだけではなく、リアルな会議にもうってつけだった。
一転、会議室はとてもフォーマル。
10人が座れる大テーブルに、巨大モニターが置かれている。
ドラマのワンシーンに出てきそうなカッコいいプレゼンテーションや、大切なものごとを決める会議、規模の大きなオンライン会議も可能。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O7-d4I91S5q】
しかしまさかだれも、そのすぐ下で温泉が湧いているとは思うまい。
これが「湯フィス」のポテンシャルだ、とひとりでにやにやしてしまった。
当然、帰りは同館の2階にある温泉へ。階段を下りるだけの徒歩10秒。
仕事に集中したほどよい疲労感を癒すには、やはり温泉がいちばん。ちょっと気を大きくして、1000円でバスタオルを購入した。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O8-iVeVf453】
温泉に浸かりながら思う。
館詰めをすれば、僕たち一般人でも名作に値する仕事ができるのではないか。仕事のクオリティを高めるキーワードは、「館詰め」なのではないか。そう思っていたことを。
間違いなかった。
館詰めは決して、文豪だけのものではない。
この「湯フィス」が地元の人たち、都心部の人たちに門戸を開いてくれたおかげで、一般人でも温泉街で館詰めができるようになった。
仕事のクオリティを高めることができるようになった。
きっとこの「湯フィス」が、温泉街×コワーキングスペースの先駆けになるに違いない。そう思いながら、自分のだらしないお腹をつまんでいた。
文書:甲田智之(contena 代表・もの書き)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212161280-O13-9TBNd5at】
◆湯本温泉館 施設案内
■利用料金
◇コワーキングスペースUffice
・コワーキングスペース(共有利用)300円/1時間(一日最大1,500円)
・シェオフィス(貸切利用)500円/1時間
・オンライン会議室(貸切利用)500円/1時間(最大12名まで利用可)
◇湯本温泉館(温泉)
・普通湯(サウナ有り)中学生以上 600円
■営業時間 10:00~22:00 年中無休
■問い合わせ先 〒717-0402 岡山県真庭市湯原温泉23 湯本温泉館 電話0867-62-2039
コワーキングスペースUfficeについてはコチラまで↓
〒717-0406 岡山県真庭市豊栄1515 真庭市役所湯原振興局 電話0867-62-2011
■お得な法人登録のご案内
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
入浴施設の3階にあるコワーキングスペースUfficeをより快適にご利用いただくために、法人登録(無料)をいただいた皆様へ湯元温泉館の入浴優待券を発行します。コワーキングスペースをご利用の場合に、優待券を活用できます。福利厚生などでご活用いただければ幸いです。ご希望の法人の方は以下に入力ください。メールで返信連絡いたします。
法人登録申込フォーム https://forms.gle/PoqfPrqzDjKJQpaU8
壇蜜「収入減ったなぁ」支えは夫とペットたち「ヘビ、キンカジュー、ナマズ、インコ、トカゲ…」
51歳モデル「学生の時に4年付き合った」初の彼氏と別れた理由「そこから地獄のような恋愛が」
ドジャース名物リポーター、イギリス南西部の豊かな大自然でリラックス オフはモデルでも大活躍
松本幸四郎「うちの娘が生まれ…17年たって一番進化」尾上松也と歌舞伎NEXTダブル主演舞台
松村沙友理、あざとキャラは「プライベート何もしない」「キャラじゃないんですよ~」
【阪神タイガースWomen】新入団9選手を発表!今夏の女子野球W杯MVP白石美優らが入団
鈴木愛理“元メンバー”からの言葉にモヤモヤ「分かってるんだけどな~」
【山椒×レモネードのお酒とか絶対美味しい!】粕を米と一緒に発酵させた新しい酒!?シリーズ第1弾!kasu [sansho lemonade]が発売
気づいたら更年期不調に300万もかけていた キャリア女性の赤裸々体験を描いた 新刊「この不調、ぜんぶ 更年期のせいだったの!?」発売
菊池雄星の4歳長男レオ君、東京ディズニーランドで大はしゃぎ 元フリーアナ妻がインスタへ投稿
米米CLUB元メンバー死去 石井竜也「眉間に皺なんて見たことないくらい、いつもニコニコ…」
フジ「ぽかぽか」で不適切発言が頻発、9月の高畑淳子に続き青学大・原晋監督も 局アナ謝罪対応
大谷翔平、5000万円相当の野球カード所有権返還を申し立て 元通訳の水原一平被告が無断購入
倖田來未が実名告白「エロかっこいい路線」に進ませた憧れの歌手「同じことしててもあかんなと」
壇蜜「収入減ったなぁ」支えは夫とペットたち「ヘビ、キンカジュー、ナマズ、インコ、トカゲ…」
22歳の大谷翔平、合コン出席も女子アナとの食事も否定、行ったことがあるのは…
ドリカム吉田美和の20歳下夫、突如番組のカラオケ企画に登場し騒然!「一緒に朝ご飯を食べた」
猪口邦子参院議員宅の火災 2人死亡 夫・孝さんと長女か
「くだらねえな」堀江貴文氏、斎藤知事巡る疑惑報じるマスコミに怒り「視聴率稼ぎの姑息な手段」
辻希美17歳長女希空、インスタでも顔出し「沢山のフォローありがとう」感謝つづる
クロちゃんを騙した「レイちゃま(小林レイミ)」の現在が別人すぎると話題に
ガーシーが綾野剛のLINE公開でネット騒然「ショック」「すごいエンタメ」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
“飛び降り配信”女子高生と交際のYouTuberピャスカルが大炎上「擁護できない」
前澤友作氏「全ての方向で法的措置を検討します」と警告
米米CLUB元メンバー死去 石井竜也「眉間に皺なんて見たことないくらい、いつもニコニコ…」
千鳥ノブ、突然の背中激痛で動けなくなり病院直行「診断名」明かす「3日ぐらい動けなかった」
「グラビア界の超新星」榎原依那がスケスケ悩殺Tシャツ姿公開「たまらん」「エロス」「血圧が」
元SPEED、新垣仁絵(40)の現在が衝撃的すぎると話題に
壇蜜「収入減ったなぁ」支えは夫とペットたち「ヘビ、キンカジュー、ナマズ、インコ、トカゲ…」
51歳モデル「学生の時に4年付き合った」初の彼氏と別れた理由「そこから地獄のような恋愛が」
ドジャース名物リポーター、イギリス南西部の豊かな大自然でリラックス オフはモデルでも大活躍
松本幸四郎「うちの娘が生まれ…17年たって一番進化」尾上松也と歌舞伎NEXTダブル主演舞台
松村沙友理、あざとキャラは「プライベート何もしない」「キャラじゃないんですよ~」
【阪神タイガースWomen】新入団9選手を発表!今夏の女子野球W杯MVP白石美優らが入団
鈴木愛理“元メンバー”からの言葉にモヤモヤ「分かってるんだけどな~」
【山椒×レモネードのお酒とか絶対美味しい!】粕を米と一緒に発酵させた新しい酒!?シリーズ第1弾!kasu [sansho lemonade]が発売
気づいたら更年期不調に300万もかけていた キャリア女性の赤裸々体験を描いた 新刊「この不調、ぜんぶ 更年期のせいだったの!?」発売
菊池雄星の4歳長男レオ君、東京ディズニーランドで大はしゃぎ 元フリーアナ妻がインスタへ投稿