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豊島区立トキワ荘マンガミュージアム 特別企画展 「鉄腕アトム ―国産初の30分テレビアニメシリーズ―」


2021/12/17
豊島区

明日12月18日(土曜日)より、トキワ荘マンガミュージアム(南長崎3-9-22)にて、特別企画展「鉄腕アトム ―国産初の30分テレビアニメシリーズ―」が開催されます。
本日、記者発表が行われ、高野之夫豊島区長、株式会社手塚プロダクション 松谷孝征代表取締役社長が出席しました。
1963年1月1日、アニメ「鉄腕アトム」の放送が開始されました。本作品は、未来世界を舞台に、七つの力を持つロボット少年・アトムが活躍する物語であり、日本のアニメーションの歴史を一変させた金字塔のひとつとして知られています。
手塚治虫は、当時一般的だったアニメの制作方法を見直し、徹底的な省力化を図った新たなシステムを考案します。さらに、すでに子どもたちの人気を得ていたマンガ「鉄腕アトム」を原作とすることで、それまで不可能と思われていた国産初の30分テレビアニメシリーズの制作に成功しました。アニメ「鉄腕アトム」は1963年から1966年までに193本が制作され、最高40.3%、平均25%の高視聴率で人気番組となりました。
本企画展では、当時の貴重な資料を展示するとともに、制作方法もあわせてご紹介していきます。

記者発表に出席した高野区長、松谷孝征代表取締役社長のコメントは以下の通りです。

高野区長「これまで鉄腕アトムの展覧会は数多く行われてきたが、1963年からはじまった30分テレビアニメシリーズに特化した展覧会は、今回初と聞いています。2021年から3年間は、アトムのアニバーサリーイヤーであり、本展が開催できることを光栄に思います。往年のファンの方々や、多くの子どもたちに見ていただいて、ぜひ、マンガ・アニメの文化を次世代に継承してほしいです。」
松谷孝征代表取締役社長「鉄腕アトムは見るたびに新しい発見・気づきがあり、素晴らしい作品です。マンガ連載当時から50年経った未来を描いた作品ですが、改めて凄い想像力だと感じました。是非子どもたちにも本企画展を見てもらい、原作も手に取っていただければと思います。」

■みどころなど
(1) 貴重な制作資料を展示
絵コンテや台本など、約60年前の貴重な資料を展示し、アニメ「鉄腕アトム」制作の様子やスタッフの思いをご紹介します。また、セル画が制作されなくなった現在ではあまり見ることのできない、当時と同じ手法で作られた“複製セル画”により一部のストーリーをご覧いただきます。

(2) 鉄腕アトム第一話の上映
1963年放送の「鉄腕アトム」第一話を館内にて上映します。

(3) アトムと写真が撮れるフォトスポット
・企画展示室入口…アトムと一緒に白黒テレビに入って撮影できるコーナー
・2階…デビューから70年を記念したアニバーサリーコスチュームのアトムのパネルと撮影できるコーナー

(4) 圧巻のマンガラウンジとオリジナルグッズの数々
ミュージアム1F、企画展示室の目の前にあるマンガラウンジでは、今回の企画展に合わせて、特別に連載当時のふろくなど、貴重な作品の数々を所狭しと配架します。この他、本企画展オリジナルグッズや記念メダルも販売しています。

■日程 令和3年 12月18日(土)~令和4年 4月 10日(日) ※ミュージアムHPからの予約優先制
■開館時間 10時~18時(入場は17時30分迄)
■休館日 月曜日(祝日の場合は翌平日、ただし12月27日は開館)・年末年始(12月29日~1月3日)
■料金 特別観覧料大人500円、小中学生100円
未就学児・障がい者手帳をご提示の方及び介助者(1名まで)無料
■主催 豊島区
■後援 公益財団法人としま未来文化財団 
■協力 トキワ荘協働プロジェクト協議会
■企画制作:株式会社手塚プロダクション
■公式HP  https://tokiwasomm.jp/

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