ユナイテッド航空 同社として最大かつ過去10年に航空会社が発注した最大数となる270機の航空機を発注
2021年6月29日
ユナイテッド航空
(このプレスリリースは、米国時間6月29日に米国本社で発表された英語版の抄訳です)
ユナイテッド航空 同社として最大、かつ過去10年に単一航空会社が発注した最大数となる計270機の航空機をボーイング社及びエアバス社に発注
*「ユナイテッドネクスト」と呼ぶ同社の取り組みにおいて、ボーイング737MAX200機およびエアバスA321neoを70機発注するとともに、現行の主要路線向けナローボディ(挟胴機)機全機の機内インテリアデザインを一新し顧客体験を大幅に改善。北米の出発便あたりにおけるプレミアムシート数を約75%増加させるとともに、より大きな頭上手荷物入れを確保。さらには各シートにエンターテイメントシステムを装備し、業界最速のWi-Fiも提供。
*ユナイテッド航空では、米国内路線の出発便あたりの供給座席数を約30%拡大し、単一クラスのサービスを提供する少なくとも200機のリージョナルジェット機をより大型の主要路線向け航空機に変更。
*今回の航空機の発注により、2万5千人分にも及ぶ新しい職を創出し、座席当たりの二酸化炭素排出量を大幅に削減。2026年までに年間約米500臆ドルもの経済効果で米国に貢献することが期待。
*ユナイテッド航空の既存の航空機発注リストと合わせると、計500機以上の新規航空機を発注することになり、2023年単年だけでも3日に1機のペースで新規航空機を受領することに。
ユナイテッド航空(本社:シカゴ、最高経営責任者:スコット・カービー)は、本日(米国中部時間6月29日)、ボーイング社、およびエアバス社に対して合計270機の新規航空機を発注したことを発表しました。この合計発注数は同社として過去最大、かつ過去10年に単一航空会社が発注した最大数となります。同社の今回の「ユナイテッドネクスト」と呼ばれる取り組みにより、顧客体験が大幅に改善する効果が期待されると同時に、米国内線フライト出発便あたりの供給座席量が約30%拡大し、各座席当たりの二酸化炭素排出量が大幅に減るほか、2026年までに数多くの職が創出される見込みです。これらの取り組みにより、米国経済に幅広い好影響を与えることが期待されます。
既存の航空機発注リストと合わせると、ユナイテッド航空は、計500機以上の新規狭胴機を導入することになります。具体的には2022年に40機、2023年には138機、2024年およびそれ以降には350機にも及ぶ航空機を導入する予定です。例えば2023年には、平均3日に1機のペースで新型機を導入する計算になります。
今回の新規発注分の詳細は、737MAX8が50機、737MAX10が150機、そして、A321neoが70機となり、全機に新インテリアデザインが導入されます。それには、各座席の背面に装備されたエンターテイメントシステムや大型の頭上手荷物入れ、業界最速の機内Wi-Fi、そして明るいLED機内照明が含まれます。同社では新インテリアデザインを採用した737MAX8をこの夏より就航する予定で、737MAX10およびエアバスA321neoの就航は2023年初頭を予定しています。
さらにユナイテッド航空では、既存の主要路線向け挟胴機全機へも新インテリアデザインの導入を予定しており、2025年までに完了させる予定です。これらの取り組みにより、同社は数多くの顧客にこれまでにないスピードで業界をリードする機内体験を提供します。
今回の新機材発注により、ユナイテッド航空は、北米における主要路線の出発便数および座席供給数を飛躍的に拡大することになります。それには「ユナイテッド・ファースト」および「エコノミープラス」などのプレミアムシートの座席数も含まれます。2026年までには、北米を出発するフライトにプレミアシートを平均53席提供できる見込みで、対2019年では約75%もの増加率となり、北米のどの競合航空会社よりも高い増加率となります。
今回の発表について、ユナイテッド航空最高経営責任者のスコット・カービーは、「弊社のユナイテッドネクストは、航空旅行需要が復活するのに合わせて弊社のビジネスを加速させ、お客様の飛行体験を革命的に改善させます。新インテリアデザインの新規航空機を導入すると同時に、数多くの既存航空機を同インテリアデザインで素早くアップグレードすることで、弊社のグローバルネットワークにおいて、フレンドリーで頼りになるサービスと最高の機内体験を一体化させることができます。また同時に、今回の発注は米国経済を幅広く後押しするというユナイテッドの重要な役割を示すものでもあります。今回の新規航空機の発注により、新たな職の創出、旅行者の支出、商取引の拡大など、弊社が就航する地域に対して大きな経済効果も創出します」と述べています。
ユナイテッド航空では、FAA(米連邦航空局)の試算として、今回の新規航空機の発注により、2万5千もの新しい職が創出され、同社を利用する旅行者の支出は米300臆ドル以上、また年間の米国経済への影響は2026年までには約米500臆ドルに上ると予測しています。
加えて、今回の737MAX、およびエアバスA321neoの発注は、既存の古い、より小型の機材を退役させることを意味し、少なくとも単一クラス仕様のリージョナル機200機はより大型の新規機材に換わることになります。これにより、同社はサステナビリティ面においても大きく前進することになり、具体的には燃費効率を約11%向上させ、座席当たりの二酸化炭素排出量を17-20%削減できる見込みです。
業界最高の顧客体験を提供
既存の主要路線向け挟胴機の機内インテリアデザイン刷新については、2023年までには66%、2025年夏までには99%完了する予定です。
ユナイテッド航空の新規挟胴機の導入により、同社は北米における出発便あたりの座席供給数を30席、率にして約30%増加させます。同時に同社はより質の高い機内体験を望む顧客向けの「ユナイテッド・ファースト」および「エコノミープラス」シート数も早急に拡大させます。
ユナイテッド航空の737MAX8は、ユナイテッド・ファースト16席、エコノミープラス54席の仕様となっており、競合他社が運航する同サイズの航空機と比較して2倍以上のプレミアムシートの座席数を提供します。MAXファミリーの中で最も大型であり、同時に今回の新規発注リストで最大の機数となる737MAX10には、ユナイテッド・ファースト20席、エコノミープラス64席が配置され、エアバスA321neoにおいても同様の仕様となる見込みです。
ユナイテッド航空の執行副社長兼チーフコマーシャルオフィサーのアンドリュー・ノセラは、「弊社はこれまでになく速いスピードで、より多くのお客様により多くのプロダクトをご提供することで、より質の高い一貫性のある体験をご提供いたします。競合他社がより広いレッグルームを提供するエコノミークラスの座席数を減らす動きがある中でユナイテッドは他社とは違い、よりカスタマーフレンドリーな戦略で北米において最も多くのプレミアムシートをご提供いたします。この戦略はユナイテッドの強みを生かすことに他なりません。弊社の米国内のハブ空港の地理的な位置は、競合他社とは違い、ビジネス旅客、そして国際路線への乗り継ぎに最適であり、それが弊社のプレミアムプロダクトに注力する戦略に繋っています。今回の新インテリアデザインにより、主要路線向け機材においてより統一したプロダクトをご提供できるようになります。それには、顧客が最も価値を認めるシートバックスクリーンや、高速機内Wi-Fi、大型の頭上手荷物スペースなどが含まれ、他社の差別化をさらに進めてまいります」と述べています。
ユナイテッド航空の機内エンターテイメントシステムにおいては、ファーストクラスでは13インチの高解像度スクリーン、そしてエコノミークラスでは10インチ高解像度スクリーンが全席に装備されます。同システムでは、映画、TV番組、国際番組、音楽プレイリスト、ポッドキャスト、ゲームなど計2800以上のプログラムを無料で楽しめます。また、各シートにはPC電源とUSBポートも装備され、聴覚や視覚に障がいを持つ方がアクセスできるプログラムも提供します。
今回新規発注した737MAXおよびA321neoには、業界最速の機内Wi-Fiが装備され、乗客は機内でストリームビデオを自由に楽しめます。また同機材にはブルートゥース(Bluetooth)も装備され、各エンターテイメントスクリーンとワイヤレスヘッドホンを簡単に接続することが可能です。
新型の大型頭上手荷物スペースでは、全乗客に1個の機内持ち込み手荷物を収納する十分なスペースを提供し、乗客の大きな悩みの一つを解消します。この大型の手荷物スペースの導入により、出発ゲートでの混雑や乗客の不安を緩和すると同時に、ゲートでチェックインされる手荷物数を減らし、搭乗にかかる時間も削減できることが期待されています。
ユナイテッド航空について
ユナイテッド航空は「人と人をつなぎ、世界をひとつにする」ことを目指しています。ユナイテッド航空についての詳しい情報は united.comをご覧いただくか、公式ツイッター(@United)、または公式フェイスブック、インスタグラムをフォローしてください。ユナイテッド航空の親会社であるユナイテッド・エアラインズ・ホールディングス・インクは、ナスダック市場(Nasdaq)にUALのシンボルで上場しています。
日本におけるユナイテッド航空
ユナイテッド航空についての詳しい情報は日本語版ウェブサイトunited.comをご覧いただくか、日本語版公式フェイスブック「@UnitedAirlinesJapan」をフォローしてください。また、最新の日本語プレスリリースについては、ユナイテッドHub日本語サイト「https://hub.united.com/c/japan」をご参照ください。
Cautionary Statement Regarding Forward-Looking Statements1
Certain statements in this press release are forward-looking and thus reflect United’s current expectations and beliefs with respect to certain current and future events and anticipated effects of the new aircraft order and the broader United Next plan. Such forward-looking statements are and will be subject to many risks and uncertainties relating to United’s operations and business environment that may cause actual results to differ materially from any future results expressed or implied in such forward-looking statements. Words such as "expects," "will," "plans," "anticipates," "indicates," “remains,” "believes," "estimates," "forecast," "guidance," "outlook," "goals," "targets" and similar expressions are intended to identify forward-looking statements. Additionally, forward-looking statements include statements that do not relate solely to historical facts, such as conditional statements, statements which identify uncertainties or trends, discuss the possible future effects of current known trends or uncertainties, or which indicate that the future effects of known trends or uncertainties cannot be predicted, guaranteed or assured. All forward-looking statements in this press release are based upon information available to United on the date of this press release. United undertakes no obligation to publicly update or revise any forward-looking statement, whether as a result of new information, future events, changed circumstances or otherwise, except as required by applicable law.
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