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「九州最大級のニュータウン」公園で社会実験 マルシェ実施へ


 福岡県宗像市で半世紀前に九州最大級のニュータウンとして誕生した「日の里団地」の第4号公園(日の里東小隣)で12日午前10時~午後4時、キッチンカーやフリーマーケットなど多彩な内容の「パークマルシェ」がある。官民連携で公園の活用策を考える社会実験で、2021年に自由ケ丘団地で行った移動販売実験に次いで2回目。

 市によると、日の里団地はUR都市機構(当時は日本住宅公団)が高度成長期の1971年に開発し、戸建て中心の自由ケ丘団地と並ぶ市内の大型団地だ。ピーク時(1993年度)は人口約1万4500人だったが、施設の老朽化やライフスタイルの多様化などで1万1880人(25年5月)に減少した。

 このため、市とまちづくり連携協定を結んだ民間共同企業体が東部10棟跡の再開発に着手し、9棟跡に戸建て64戸を建設。たまたま「48号棟」だった残る1棟(5階建て)をビール工房や保育所、カフェなどの多世代交流施設「ひのさと48」として21年にオープンさせた。

 実験は国土交通省の「官民連携型公園計画策定調査」に基づく2カ年の補助事業(500万円)。全国の団地再生の先駆例として注目される「ひのさと48」そばにある4号公園(約3万6000平方メートル)で市の委託団体が行う。地域住民や日の里中の生徒らのアイデアを元に雑貨販売やキッチンカーの出店、縁日、キャンプ体験など日の里東小校舎も使い六つのゾーンで行い、来場者に公園活用に関するアンケート調査をする。

 入場無料だが駐車場はなく、「のるーと」など公共交通機関の利用を呼び掛けている。問い合わせは市施設整備課(0940・36・1577)。【荒木俊雄】

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