テプミトコ(R)錠250mgが「NSCLC」に対する製造販売承認を取得
2020年3月25日
メルクバイオファーマ株式会社
テプミトコ(R)錠250mgが「MET遺伝子エクソン14スキッピング 変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」に対する 製造販売承認を取得
サイエンスとテクノロジーの企業であるメルク(Merck)の日本法人、メルクバイオファーマ株式会社(本社:東京、代表取締役社長:アレキサンダー・デ・モラルト)は、MET遺伝子エクソン14(METex14)スキッピング変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌(以下、NSCLC)の治療薬「テプミトコ(R)錠250mg」(一般名:テポチニブ塩酸塩水和物。以下、テポチニブ)について、厚生労働省から製造販売承認を取得したことをお知らせいたします。テポチニブは、世界に先駆けて日本で初めて、METex14スキッピング変異陽性の切除不能な進行・再発のNSCLCの治療薬として承認を受けました。
今回のテポチニブの承認は、METex14にスキッピング変異のある希少なNSCLCを対象とした国際共同第II相試験の結果に基づくものです。テポチニブは2018年3月27日付で「METエクソン14スキッピング変異を有する進行(ⅢB/Ⅳ期)非小細胞肺癌」を予定される効能・効果として厚生労働省が定める「先駆け審査指定制度」の対象品目に指定され、2019年11月19日付で「MET遺伝子変異陽性の非小細胞肺癌」を予定される効能・効果として厚生労働省が定める「希少疾病用医薬品」に指定されました。なお、米国食品医薬品局(FDA)から、「ブレークスルー・セラピー(画期的治療薬)」の認定を受けています。
肺癌は現在、日本における癌の部位別の死亡数では男性の第1位、女性で第2位、男女計では第1位です1。なかでもNSCLCは発生頻度が高いものの、METex14スキッピング変異の割合は3.81%2と、比較的希少です。メルクバイオファーマは、このような希少な癌に対しても治療法の開発に取り組んできました。特に、肺癌領域のアンメット・メディカル・ニーズを補完する個別化治療オプションの提供を最優先に研究を進めています。
■取締役 研究開発本部 本部長/北東アジアハブ サイトヘッド 松下信利のコメント
「癌領域では様々な治療法が開発されていますが、根治の難しい病気であり、NSCLCもその一つです。その中でもMETex14スキッピング変異はNSCLCの予後不良因子と考えられています。この変異を癌の新たな治療標的と考え、METex14スキッピング変異を有するNSCLCを対象としてテポチニブを開発して参りました。本日、世界に先駆けて日本で製造販売承認を取得し、日本におけるPrecision Medicineの推進に貢献できることを大変誇りに思っています。今後も患者さんに新たな治療選択肢を提供できるよう、研究開発に取り組んでまいります。」
*tepotinibは、MET阻害剤であるMSC2156119Jの国際一般名(INN)、国内における医薬品一般的名称(JAN)はテポチニブ塩酸塩水和物です。
製品概要
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M101265/202003258400/_prw_PT1fl_aCq1NWde.png】
テポチニブについて
テポチニブは、受容体型チロシンキナーゼMETに対して高い選択性を有する低分子の阻害剤です。肝細胞増殖因子(HGF)依存性および非依存性のMET活性を低ナノモルの濃度で阻害します。METシグナル経路の変化は、様々な癌種において認められており、高い浸潤性および臨床的な予後不良と関連性があります。テポチニブは、世界に先駆けて日本でMETex14スキッピング変異陽性の切除不能な進行・再発のNSCLCに対する治療薬として承認されました(製品名:テプミトコ(R)錠 250mg)。
MET遺伝子について
MET遺伝子は、癌において過剰発現(遺伝子増幅)や変異がみられる「癌遺伝子」の一つです。MET遺伝子増幅は、肺癌だけでなく、胃癌や肝癌など様々な癌にみられます。METはHGFをリガンドとする受容体チロシンキナーゼであり、HGFと結びつくことで、細胞の増殖や運動性を増加させるシグナルを活性化させ、腫瘍の形成や悪性化に関連すると考えられています。近年の遺伝子解析技術の進歩により、MET遺伝子変異の一つであるMETex14スキッピング変異が新たな癌の治療標的として着目されています。
第II相VISION臨床試験について
リキッドバイオプシーもしくは腫瘍生検により同定したMETex14スキッピング変異もしくはMET増幅を有する進行性NSCLC患者さんを対象にした進行中の試験で、テポチニブ単剤での安全性と有効性を評価しています。
試験全体の奏効率(ORR)は、独立判定委員会(IRC)による評価で42.4%、奏効期間(DOR)中央値は、12.4か月でした。これらの結果は、リキッドバイオプシーおよび腫瘍生検で変異同定した患者さんで一貫していました。
安全性を評価した130例で、副作用のほとんどはグレード1または2であり、死亡に至った副作用が1例(急性呼吸不全)認められました。グレードを問わず10%以上の件数が報告された副作用は、末梢浮腫(53.8%)、悪心(23.8%)、下痢(20.8%)、および血中クレアチニン増加(13.8%)、低アルブミン血症(10.8%)、およびアミラーゼ増加(10.0%)でした。11名の患者さんが副作用により投与中止となり、このうち、最も多く認められたのは末梢性浮腫(3.8%)でした。
コンパニオン診断薬について
テプミトコ(R)錠250mgを用いたMETex14スキッピング変異陽性の切除不能な進行・再発のNSCLCの治療には、MET遺伝子変異を特定するためのコンパニオン診断薬として製造販売承認されたArcher社の「Archer(R) MET コンパニオン診断システム」を使用する必要があります。
同診断システムは、血液検体及び腫瘍組織検体のどちらでも利用が可能で、ともに核酸ベースの診断法を用いて検査します。
<出典>
国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」「人口動態統計によるがん死亡データ」(1958年~2018年)
ヴァンダービルト=イングラム癌センター「My Cancer Genome」
https://www.mycancergenome.org/content/alteration/met-exon-14-skipping/#Non-Small%20Cell%20Lung%20Carcinoma
メルクについて
Merck(メルク)はヘルスケア、ライフサイエンス、パフォーマンスマテリアルズの分野における世界有数のサイエンスとテクノロジーの企業です。約 57,000 人の従業員が、人々の暮らしをより良くすることを目標に、より楽しく持続可能な生活の方法を生み出すことに力を注いでいます。ゲノム編集技術を進展させることから治療が困難を極める疾患に独自の治療法を発見すること、また各種デバイスのスマート化まで、メルクはあらゆる分野に取り組んでいます。2019 年には 66 カ国で 162 億ユーロの売上高を計上しました。
メルクのテクノロジーと科学の進歩において鍵となるのは、サイエンスへのあくなき探求心と企業家精神です。それはメルクが 1668 年の創業以来、成長を続けてきた理由でもあります。創業家が今でも、上場企業であるメルクの株式の過半数を所有しています。メルクの名称およびブランドのグローバルな権利は、メルクが保有しています。唯一の例外は米国とカナダで、両国では、ヘルスケア・ビジネスは EMD セローノ、ライフサイエンス・ビジネスはミリポアシグマ、パフォーマンスマテリアルズ・ビジネスは EMD パフォーマンスマテリアルズとして事業を展開しています。
メルクバイオファーマ株式会社について
メルクバイオファーマ株式会社は「メルク ヘルスケア・ビジネス」(本社:ドイツ・ダルムシュタット)における、バイオ医薬品事業部門の日本法人です。2007 年 10 月 1 日にメルクセローノ株式会社として発足し、癌、腫瘍免疫および不妊治療領域を重点領域としています。メルクバイオファーマ株式会社の詳細については
https://www.merckgroup.com/jp-ja/company/merckbiopharma.html をご覧ください。
【プレミア12】清水達也「完全にまぐれ。長年の勘で」無死満塁からミラクルキャッチ無失点火消し
【プレミア12】台湾監督が謝罪「決勝を一番いい状態で迎えたかったので」異例の先発投手変更
【プレミア12】侍ジャパンの「全勝優勝」トレンド入り 連覇をかけて24日の決勝・台湾戦へ
【プレミア12】清宮幸太郎、憧れイチロー氏”激励”受け2点適時三塁打「ちゃんと見てるから」
【プレミア12】侍ジャパンが決勝“前哨戦”制す 大会連覇まであと1勝。乱打戦を制し無傷の8連勝
井端監督、台湾の先発変更提案に「僕らが関わることじゃないので大会側に言ってもらえればと」
【プレミア12】早川隆久がまさかの乱調でプロワースト7四球 5回途中3安打3失点で降板
【プレミア12】フュージョン効果? 清宮幸太郎「次はスタンドに」値千金のフェンス直撃2点打
12/2から【マイナ保険証の一本化】賛成2割超 30代と60代が最多利用で3割
【明治神宮大会】早大・印出太一主将「徳武さんは相当怒ったと思う」タイブレークで敗れる
クロちゃんを騙した「レイちゃま(小林レイミ)」の現在が別人すぎると話題に
ガーシーが綾野剛のLINE公開でネット騒然「ショック」「すごいエンタメ」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
俳優・火野正平さん死去 75歳 腰を骨折し体調崩す
斎藤元彦・前知事の再選確実 兵庫県知事選、失職から返り咲き
3刷目の重版決定!榎原依那のファースト写真集「Inaism」から、完全未公開カットをご紹介♡
小池里奈「超むっっっっっちむち」美バスト輝く黒ブラジャー近影に称賛「色気が増してる」
岡田将生が高畑充希との結婚発表
三浦瑠璃氏、斎藤元彦氏再選に「一番の敗者は当然、マスコミです」と私見
「スケスケ水着美尻」35歳女芸人のセミヌード写真展が大阪でも12月開催決定「本当に最後」
クロちゃんを騙した「レイちゃま(小林レイミ)」の現在が別人すぎると話題に
ガーシーが綾野剛のLINE公開でネット騒然「ショック」「すごいエンタメ」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
四千頭身、テレビから消えた理由を明かすも批判殺到「人のせいにするな」
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
父が再婚の丸山隆平(36)現在の家族関係がとんでもないことになっていたと話題に
3時のヒロイン福田麻貴(32)は元アイドルだった!昔の姿がかわいいとヲタク歓喜
たぬかな、「あのチビやろ?」迷惑系黒人YouTuberへの苦言が物議
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
「愛が生まれた日」藤谷美和子(56)の現在がヤバい!?徘徊生活を送っていた過去も明らかに。
【プレミア12】清水達也「完全にまぐれ。長年の勘で」無死満塁からミラクルキャッチ無失点火消し
【プレミア12】台湾監督が謝罪「決勝を一番いい状態で迎えたかったので」異例の先発投手変更
【プレミア12】侍ジャパンの「全勝優勝」トレンド入り 連覇をかけて24日の決勝・台湾戦へ
【プレミア12】清宮幸太郎、憧れイチロー氏”激励”受け2点適時三塁打「ちゃんと見てるから」
【プレミア12】侍ジャパンが決勝“前哨戦”制す 大会連覇まであと1勝。乱打戦を制し無傷の8連勝
井端監督、台湾の先発変更提案に「僕らが関わることじゃないので大会側に言ってもらえればと」
【明治神宮大会】早大・印出太一主将「徳武さんは相当怒ったと思う」タイブレークで敗れる
【プレミア12】早川隆久がまさかの乱調でプロワースト7四球 5回途中3安打3失点で降板
【プレミア12】フュージョン効果? 清宮幸太郎「次はスタンドに」値千金のフェンス直撃2点打
12/2から【マイナ保険証の一本化】賛成2割超 30代と60代が最多利用で3割