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【調査】「家ソト育児調査」ママ・パパの8割が外出先での育児環境向上を求めている!


2020年1月21日



プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社



0歳〜3歳児のママ・パパ1,000人に聞く、「家ソト育児調査」

ママ・パパの8割が外出先での育児環境向上を求めている!

子育て中ママ・パパの9割が賛同

家ソト育児環境が整えば育児はもっと楽しくなる

ママ・パパの6割が子どもとの外出に不安を感じ、

4割以上がおむつ台がなくて困った経験あり

ママ・パパの4割以上が「駅・道の駅」におむつ台設置を希望



「あなたらしい子育てが、いちばん。」プロジェクト開始!

第1弾として、ママ・パパの赤ちゃんとのお出かけを応援!



 P&Gジャパン株式会社(本社:神戸市)の赤ちゃんの健やかな成長を応援する乳幼児用紙おむつブランド「パンパース」は、紙おむつをしている0歳〜3歳児のママ・パパ1,000人を対象に、外出先での育児=家ソト(イエソト)育児の実態を探る「家ソト育児調査」を行いました。ママ・パパともに家ソトでも頑張る!と様子がわかる一方、外出に対する苦手意識も浮かんできました。理由を探ると、 “家ソト育児インフラ”が不十分なこともわかってきました。主な調査結果は以下のとおりです。



苦手な家ソト育児 ママの6割が家ソトおむつ交換をパパに手伝ってほしいと望んでいるのにできていない

●0歳〜3歳児のママ・パパの87.9%が「家ソト育児は苦手」。

●ママの61%が家ソトでパパに「おむつ交換」を手伝ってほしいと望むも、「場所が少ない」「女性トイレ以外におむつ台がない」が現実。



お子さまとのお出かけに6割が不安 おむつ交換への不安が楽しいお出かけのブレーキに

●ママ・パパの62.0%が子どもと一緒の外出に「不安」を感じ、44.7%が子どもとの外出時に「おむつ台で困った」経験がある。

●子どもとの外出時にママ・パパの4人に3人は「おむつ交換が不安で行動制限される」(75.8%)と感じている。



公共施設にほしいおむつ台 ママ・パパの4割以上が「駅・道の駅」におむつ台を希望

●おむつ台のある男性トイレは圧倒的に「少ない」、だから「増やしてほしい」(ママ90.0%、パパ82.6%)。

●おむつ台のある女性トイレの数は「適切」だが、ママの60.4%は「増設」を希望(60.4%)。足りてはいるものの増やしてほしい。

●ママ・パパの72.4%が「公共施設」におむつ台を希望。「駅・道の駅」(43.5%)への要望は「公園」に次いで第2位に!

●男性も気軽に入ることのできるベビールーム、ママもパパも8割が「増やしてほしい」(ママ82.4%、パパ77.8%)。



家ソト育児が整い男女隔てなく育児に参加できれば、「あなたらしい子育て」ができ育児がもっと楽しくなる!

●外出先での子育て・育児環境が整ったとすれば、93.1%が「もっといろんな場所に子どもと行きたい」と回答。外出先が広がるだけでなく、90.4%が「育児をもっと楽しくできる」メリットも。家ソト育児の環境整備が育児全般をプラスにボトムアップ!

●家ソト育児の充実にはハード面の環境整備に加え、周囲の「意識改善」(80.5%)や「理解向上」(94.1%)も不可欠。

●パパの家ソト育児は自他共に高評価(パパ自身「積極的に参加」79.0%、ママの78.2%「パパの家ソト育児は積極的」)。

●しかし、家ソト育児の負担は依然「ママ」が多いのが実態。環境が整わないばかりにパパの思いが空回りしているのかも?



調査概要

■実施時期:2019.12/19(木)~12/23(月)

■調査手法:インターネット調査

■調査対象:紙おむつをしている0〜3歳児の親1,000人(男女各500人)

※構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100%にならない場合があります。



外出先での家ソト育児の実態

□子育て中のママ・パパの約9割が「家ソト育児が苦手」

□ママの6割が家ソトでのおむつ交換をパパに手伝ってほしいのに、そもそもできる場所すらない



 0歳〜3歳の子どもがいる子育て中のママ・パパ1,000人を対象に、子どもとの外出に関する調査を行いました。

 まず外出先での育児=「家ソト育児」について、その苦手意識を聞くと、87.9%とほぼ約9割のママ・パパが「家ソト育児は苦手」だと感じています[図1]。



【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202001215884-O1-sFM51Tz4



 次に、ママにパパに手伝ってほしい家ソト育児を聞くと、子どもを「抱っこ」(76.4%)や「あやす」(65.2%)と並んで、6割のママが外出先でパパに「おむつの交換」(61.0%)を手伝ってほしいと訴えています[図2]。

しかし、外出先でのおむつ交換を苦手と感じるママ・パパは多く、その理由を見ると、「おむつを交換する場所が少ない」(66.2%)や「男性トイレなど女性トイレ以外におむつ台がない」(45.4%)という意見が多く挙げられました[図3]。

 パパにおむつ交換を手伝ってほしくても、場所がなくてできないという実情が浮かび上がりました。



【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202001215884-O2-FcDoxL00



子育て中のママ・パパに聞く、お子さまとのお出かけ事情

□子育て中のママ・パパのお子さまとのお出かけ 楽しいと思いきや、6割が「不安」を感じている

 次に、子どもと一緒の外出に対する不安について聞きました。すると全体の62.0%が「不安を感じる」と答えています[図4]。

 不安を感じると答えた620人にその理由を聞くと、「子どもがぐずって泣き止まなさそう」(70.3%)が1位でした。また、45.3%もの人が「おむつを交換できる場所が少なそう」と答え、4割以上のママ・パパが外出先でのおむつ交換に対する不安を感じていることがわかりました[図5]。



【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202001215884-O3-vJycKIpp



 外出先でのおむつ交換の悩みについて具体的に聞くと、「おむつ替えの場所を把握していないと安心できない」(女性)、「男性用トイレに子ども用のオムツ替えスペースがない場合が多い」(男性)「おむつ替えスポットがまだまだ少ない」(男性)などの意見が寄せられました。



【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202001215884-O4-K17I8ulU



□子育て中のママ・パパの44.7%が外出先の「おむつ台で困った」経験があり、

 4人に3人はおむつ交換が不安で「外出を制限された」と感じている



 子どもとの外出で実際に困った経験を聞くと、「子どもを抱っこし続ける」(48.6%)、「子どもがぐずる」(46.7%)に次いで、ここでもママ・パパの4割以上が「おむつ台で困った」(44.7%)と答えています[図6]。

おむつ台で困った内容は、「おむつ台が設置されていなかった」や「女子トイレの中にしかおむつ交換台がなかった」ですが、「おむつのごみを捨てる場所がなかった」(31.6%)や「おむつから排泄物が漏れてしまった」(27.0%)などおむつ台だけでなく、使ったおむつの処理にも苦労しているようです。



【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202001215884-O5-7l4XmiR9



 子どもと一緒に外出をするとき、おむつ交換や授乳が不安で行動範囲が限られることがあるかと聞くと、ママ・パパの4人に3人が「制限された」(75.8%)と答えており、おむつ交換の不安が子どもとのお出かけのブレーキとなっていることがわかりました[図7]。



【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202001215884-O6-j46igKKr



外出先のトイレのおむつ台に対する要望

□外出先のトイレのおむつ台事情 

□男性トイレは現状「足りておらず増やして」ほしい、女性トイレも「より増やして」ほしい



 おむつ交換場所の不足が、家ソト育児の苦手意識につながるひとつの要因となっていることがわかりましたが、家ソトでのおむつ交換事情について、さらに詳しく聞いてみました。

 まず、おむつ台が設置されている男性トイレについて聞くと、ママの89.8%、パパの80.4%が「少ないと思う」と答えており、ママの90.0%、パパの82.6%が「増やしてほしい」と望んでいます[図8-1]。同様に女性トイレのおむつ台について聞くと、現状の設置数については「適切」(ママ72.2%、パパ74.6%)が7割を占めるものの、増やしてほしいかと聞くとママの6割は「増やしてほしい」(60.4%)と答えています[図8-2]。足りていない男性トイレのおむつ台だけでなく、女性トイレのおむつ台も適切な数とは思うものの、十分とはいえずもっと増やしてほしい、ということのようです。



【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202001215884-O7-Hl7277xz



□ママ・パパの4割以上が「駅・道の駅」におむつ台の設置を希望

□「公園、駅・道の駅、SA・PA」などの公共施設へのおむつ台設置意向は7割にも



 外出先でおむつ台を設置してほしい場所を聞くと、「公園」(61.7%)に次いで「駅・道の駅」(43.5%)への要望が高く、ママ・パパの7割(72.4%)が、公園、駅・道の駅、SA・PAなどの「公共施設」でのおむつ台設置を望んでいます[図9]。



【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202001215884-O8-4qomaHV5



 また、おむつ台だけでなく、男性も気軽に入ることのできるベビールームを今よりも増やしてほしいかと聞くと、8割が「増やしてほしい」(80.1%)と答えています[図10]。



【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202001215884-O9-dHnHRrr8



家ソト育児環境の改善がもたらすもの

□家ソト育児環境が整えば、子どもとのお出かけも増え、もっと育児が楽しくなる

□設備面だけでなく、周囲の「意識」や「理解」も含めた家ソト育児環境の向上が望まれている



 環境改善が望まれる家ソト育児ですが、家ソトでの育児環境の改善と子どもとのお出かけについて聞いてみました。

 外出先での子育て・育児環境が整ったと仮定した場合、全体の93.1%が「もっといろんな場所に子どもと行きたい」と答え[図11-1]、夫婦で分担して子育て・育児ができれば、86.3%が「もっと出かけると思う」とも答えています[図11-2]。

 家ソトでの育児環境の充実は、お子さまとのお出かけをより楽しくするための必須条件のようですが、その影響はお出かけだけではないようです。外出先での子育て・育児環境が整えば、もっと育児を楽しくできると思うかと聞くと、90.4%がそう思うと答えており、家ソト育児の環境向上が育児全般を楽しくするチカラにもなるようです[図12]。一方、外出先で子育て・育児を行う際に、周囲の環境や意識を改善してほしいかと聞くと、80.5%が「意識の改善」を望んでおり[図13-1]、94.1%が外出先での子育て・育児環境が整うだけでなく、「理解の向上」も必要だと思うと答えています[図13-2]。子どもとの外出しやすい環境を整備することが、育児環境の改善にもつながり、社会全体での子育て理解を深めるいい契機にもつながるようです。



【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202001215884-O10-6q812vIP



□外出先での家ソト育児 パパの頑張りはママも認めているものの、実際はママの負担がまだまだ大きい

 最後に、パパの家ソト育児について聞いてみました。まずパパ自身に家ソト育児を積極的に行っていると思うかと聞くと、約8割が「積極的に行っている」(79.0%)と答えました。次にママにあなたの夫は家ソト育児に積極的に参加していると思うかと聞くと、こちらも約8割が「夫は積極的に参加している」(78.2%)と答えています[図14]。



【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202001215884-O11-3Nc5vJHK



 パパの家ソト育児についてパバ自身もママも積極的な参加を認めていますが、夫婦の家ソト育児の負担の割合を聞くと、負担が「半々」と答えたのは全体の2割(21.4%)に過ぎず、7割は「妻の負担のほうが多い」(71.5%)という結果になりました[図15]。パパは家ソト育児に参加したいという思いがあり、ママも認めてはいるものの、実際にはママの負担が大きいのが現実です。家ソトでの育児環境が整備されていないことが、パパの思いを実現できていない残念な結果につながっているようです。



【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202001215884-O12-T478MVI5



参考資料

「あなたらしい子育てが、いちばん。」プロジェクト開始!

第1弾として、ママ・パパの赤ちゃんとのお出かけを応援!

道の駅をはじめとした全国の公共施設や商業施設などへ

おむつ交換台やベビーケアルームの設置支援を順次開始



 『パンパース』は、このような調査結果をもとに、全国のママ・パパの子育てを応援する「あなたらしい子育てが、いちばん。」プロジェクトを開始します。

 パンパースは1977年に日本へ上陸し、国内の一般家庭に紙おむつを普及させて以来、43年間ずっとママやパパに寄り添い、赤ちゃんのことをいちばんに考えた製品を開発し続けてきました。そのパンパースだからこそ、育児の難しさにつまずくすべてのママやパパに少しでも寄り添い、多様な子育てを認め合える未来を目指すべく、「あなたらしい子育て」を応援する本プロジェクトを立ちあげます。

 また、「あなたらしい子育て」に関して、実際にママやパパにお話しを伺ったところ、「休日に子供とたくさん外で遊ぶ&旅行にいく」などのご意見が多かったため、まずは「赤ちゃんとのおでかけ応援」として、おむつ交換台やベビーケアルームなどを設置し、赤ちゃん連れのママ・パパのお出かけをサポートすることで、ご家族の皆さんが笑顔で楽しく過ごせる時間が増えるよう支援します。

 「おでかけ応援」の第1弾の活動として、群馬県の「道の駅 川場田園プラザ」をはじめとする全国の道の駅などの公共施設に順次、誰でも使えるおむつ交換台の導入支援を行い、1月21日(火)からは実際に設置がスタート。また、公共施設にベビーケアルームmamaro(設置型授乳室)の設置を手掛けるTrim社とパートナーシップ契約を結び、今後ニーズの多い施設への導入サポートを計画しています。





【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202001215884-O13-v5ibt30k

【「あなたらしい子育てが、いちばん。」プロジェクト・ビジュアル】



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