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市島工場で国蝶オオムラサキが羽化


2019年6月17日



住友ゴム工業株式会社



市島工場で国蝶オオムラサキが羽化



 住友ゴム工業(株)(社長:山本悟)の市島工場でオオムラサキの羽化が始まりました。オオムラサキは1957年に国蝶に選ばれ、現在は準絶滅危惧種に指定されており、自然環境を測定する目安になる指標昆虫の一つにもなっています。同工場では工場内に建てたケージの中で、2007年からオオムラサキの育成に取り組んでおり、毎年近隣の幼稚園や保育所のお子さんを招待し、観察会を実施しています。





【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201906177564-O1-sItgzBc0

今月羽化したオスのオオムラサキ。美しい青紫色をしている



【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201906177564-O2-Zyh9O2eJ

観察会では園児が楽しみながら観察する(写真は2017年の様子)



 市島工場は敷地の約7割が緑地という豊かな自然環境を生かし、さまざまな環境保全活動を行っています。オオムラサキの育成は2007年に幼虫の餌となるエノキの木を種から育てることから始まり、木が1m程度に育った2011年から幼虫をケージに放ち、羽化に成功。育成に際しては、川西市環境審議会専門委員・兵庫丹波オオムラサキの会会長である足立隆昭氏にアドバイザーとして参画いただき、毎年オオムラサキの美しい姿を観察しています。



<その他の取り組み>

絶滅危惧種ホトケドジョウを育成

工場内にあるビオトープでは近年は開発などにより数が減り、絶滅危惧種に指定されている日本固有の淡水魚ホトケドジョウなどを育成しています。神戸市立須磨海浜水族園などの協力のもと、水質・個体調査を実施しながら、保護・生育活動を推進しています。





【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201906177564-O3-w7q207iW 】  

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201906177564-O4-q53SM6uA

場内のビオトープ(左)で育成しているホトケドジョウ。仏様のような優しい顔をしていることから名付けられたと言われている



 当社は今後も環境保全や地域との共生を図るため、さまざまな活動を行っていきます。



<市島工場概要 >

所在地:兵庫県丹波市市島町梶原5

工場長:山本 浩正

生産品目:ゴルフボール

操業開始:1996年

敷地面積:182,000平方メートル(ゴルフ科学センター含む)                                    



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