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「家庭学習調査 2018」を実施


2019年3月1日



株式会社 公文教育研究会



「家庭学習調査 2018」を実施

母親と父親「子どもの生活や学習への関わり方」の違いとは?



公文教育研究会(代表取締役社長 池上秀徳〔いけがみ ひでのり〕)は、2018年11月、小学校1~3年生のお子さまがいる世帯の母親1,000人・父親800人を対象に、「家庭学習についての調査」を実施しました。この調査は、近年共働き世帯が増加する中、子どもの生活・家庭学習の状況や、保護者の意識・行動について、実態の把握を目的に、2015年から継続して行っています。



【調査概要】

調査方法:インターネット調査

調査対象:小1~小3の子がいる世帯の母親1,000人、父親800人

調査期間:2018年11月22日~11月25日



【データから見えた8つのトピックス】

(1) 子どもと一緒に遊ぶ父親

(2) 子どもの家庭での学習状況を把握している父親は少ない

(3) 家で「テレビを1時間以上見る」が49.2%

(4) 子どもが家で学習するのは、週平均「5.8日」、1日の学習時間は「36.3分」

(5) 子どもについて気にかかっていることは、「子どもの友達関係」

(6) 小学校の学習指導要領が「改訂されることも改訂される内容も把握していない」が全体の44.2%

(7) 新学習指導要領で最も認知度が高いのが「プログラミング」

  新学習指導要領で評価が高いのは、「答えが一つではない課題に向き合い、議論すること」

(8) 新学習指導要領の内容にポジティブな反応



保護者の子どもへの関わり方について

(1) 子どもと一緒に遊ぶ父親

母親が一緒にすることのトップ3は、「向き合って会話をする」、「勉強を教えてあげる」、「買い物に行く」、父親が一緒にすることのトップ3は、「テレビを見る」、「お風呂に入る」、「向き合って会話をする」という結果になりました。母親の方が一緒にすることが多い中、父親の方が一緒にすることが多かったのは、「外で遊ぶ」、「スポーツをする」、「テレビゲームをする」でした。





【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201902223435-O11-U65T69en





(2) 子どもの家庭での学習状況を把握している父親は少ない

子どもの毎日の学習への関与の多くは母親であるという結果になりました。





【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201902223435-O2-U41JlZ01





「子どもの家での過ごし方」と「子どもの家庭学習の現状」



(3) 家で「テレビを1時間以上見る」が49.2%

昨年度の調査結果(49.4%)から微減となりましたが、依然、テレビを見て過ごす時間が最も長くなっています。「テレビを2時間以上見る」子どもは16.0%となっています。

ゲームについては、「ゲームを全くしない」子どもが21.7%に対し、「ゲームを1時間以上する」子どもが19.5%という結果でした。また、「外でまったく遊ばない」子どもが16.7%に対し、「外で1時間以上遊ぶ」子どもが18.6%となっています。





【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201902223435-O12-1Mcm4953





(4) 子どもが家で学習するのは、週平均「5.8日」、1日の学習時間は「36.3分」

子どもたちは、ほぼ毎日、家庭学習に取り組んでいる状況のようです。家庭学習として取り組んでいるのは、「小学校の宿題」(89.3%)が大多数でした。このほか、「通信教育の課題」(24.1%)、「小学校の宿題以外の予習・復習」(23.1%)と続きました。





【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201902223435-O6-v41nqIlw





(5) 子どもについて気にかかっていることは、「子どもの友達関係」

「子どもの友達関係」、「子どもの学校での様子」、「子どもの学習状況」が上位3項目となりました。また、母親と父親の気にかかっていることの項目の違いは、大差ない結果となっています。母親の方が気にかかっていることが多い中、父親が母親より気にかかっていることは、「子どもとのコミュニケーション(の少なさ)」(母親19.4%、父親21.8%)と「いじめ」(母親10.4%、父親12.7%)でした。





【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201902223435-O7-4uld0zY3





学習指導要領の改訂の認知と評価について





(6) 小学校の学習指導要領が「改訂されることも改訂される内容も把握していない」が全体の44.2%

「改訂されることも改訂される内容も把握している」と答えたのは全体の14.2%という結果でした。昨年度の調査結果(11.2%)から微増となりましたが、2020年の新学習指導要領の全面実施を前に、改訂の内容を把握していない保護者が大半であるということがわかりました。

父親だけをみると、全体の半数以上(51.6%)が、「改訂されることも改訂される内容も把握していない」という結果となりました。





【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201902223435-O8-tXyk96iY





(7) 新学習指導要領で最も認知度が高いのが「プログラミング」、評価が高いのは、「答えが一つでない課題に向き合い、議論すること」

新学習指導要領の内容認知のトップ3は、「プログラミング的思考の育成」(32.5%)、「小学校の外国語教育の教科化」(31.9%)、「アクティブラーニング」(25.3%)となりました。また最も評価が高かったのは、「答えが一つでない課題に向き合い、議論すること」(31.2%)で、「アクティブラーニング」(27.3%)、「プログラミング的思考の育成」(24.8%)と続きました。昨年度の調査と比較してもほとんど変化がありませんでした。



【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201902223435-O9-xeg04fQH





(8) 新学習指導要領の内容にポジティブな反応

新学習指導要領の内容が「全体として好ましくない・あまり好ましくない」と答えたのは、7.2%という結果になりました。「どちらとも言えない」と答えた方が46.2%で最多数、「非常に好ましい」、「まあ好ましい」を合わせると46.6%となりました。





【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201902223435-O10-8lM34n6h





※詳細は弊社広報メディア『KUMON now ! 』にて3回にわたり連載します。

https://www.kumon.ne.jp/kumonnow/topics/vol297/











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