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富士ゼロックス初のホワイトトナーを発売


11月1日



富士ゼロックス株式会社



富士ゼロックス初のホワイトトナーを発売、

濃色用紙や透明紙への印刷を可能とし、

訴求効果の高い印刷アプリケーションを実現

ーー「Xerox iGen 5 150 Press」専用トナーとしてーー



富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区、社長:栗原 博)は、当社カラープロダクション市場向けの最上位機種「Xerox iGen 5 150 Press」の5色目のオプショントナーとして新たに「ホワイトトナー」を発売します。日本では2017年11月1日より、また中国を含むアジア・パシフィック地域でそれ以降順次発売し、印刷アプリケーションの幅を拡げ印刷業のお客様のビジネス拡大に貢献します。

オフセット印刷やデジタル印刷において、濃色用紙や透明紙など特殊用紙への印刷は、発色に課題がありました。今回発売するホワイトトナーを、シアン・マゼンダ・イエロー・ブラック(CMYK)4色のトナーの上もしくは下に使うことで、濃色用紙や透明紙などへと印刷の幅を広げます。デジタルプリントを活用したカタログ、ダイレクトメール、ポストカード、パッケージなどに、濃色用紙や透明紙とホワイトトナーを組み合わせ、高級感やクリエイティブなデザインを表現でき、マーケティング効果や訴求効果の高い印刷アプリケーションを実現します。



ホワイトトナーの高い輝度と隠蔽率を支える技術

・一度(1パス)の印刷で高い輝度・隠蔽率を実現するために、トナーの小粒径化と形状の均一性を実現するEAトナーを採用し、白色顔料の充填量を増加することで、顔料を高濃度化する新たな製造プロセスを確立

・用紙を排出せず自動で2層のホワイトトナーを重ね合わせる「自動マルチパス機能」で、更なる高い輝度、隠蔽率を実現。さらに2層のホワイトトナーに、CMYKトナーを重ねた印刷にも対応

・CMYKトナー層の上にホワイトトナーを重ねる「上刷り」ができ、透明フィルムにも鮮やかな色を印刷

・CMYKトナー層の下にホワイトトナーを敷く「下刷り」で、濃色用紙にも鮮やかな発色を実現



自動化機能による高い印刷稼働率をさらに改善

従来機*1から採用されているカラー品質の自動調整機能「オート・デンシティ・コントロールシステム」、カラーキャリブレーションの調整作業を自動化する「インラインセンサー」など、iGenシリーズならではの高度な自動化機能は、オペレーターの介入を低減し、自動かつ継続的に印刷物のカラー品質を維持する事で、同等クラスの機種で最大の印刷稼働率である85%を実現します。また、5色目のオプショントナーは、お客様ご自身が容易に交換できるため、エンジニアによる交換を待つ必要なく、印刷業務をスムーズにまわすことが可能です。今回、5色目トナーの交換時間をこれまでと比較し最大で7分短縮させるシステム改良を加えたことにより、Xerox iGen 5 150 Pressの印刷稼働率はさらに向上しました。



富士ゼロックスは、これからもプロダクションプリンティングのパイオニアとして、商品ラインアップを強化し、お客様のビジネス拡大に貢献します。 



*1 Xerox iGen 4 Press



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