
レアル・マドリードがリーベル・プレートのアルゼンチン代表MFフランコ・マスタントゥオーノ(17)の獲得に向けて本腰を入れたとスペイン紙マルカ電子版が4日に報じた。
マスタントゥオーノは現在、アルゼンチンサッカー界で最も注目を集める選手。クラブでの活躍が認められ、今月のワールドカップ予選に向けて初招集されている。
Rマドリードは以前より興味を持ち、1年前に獲得間近に迫っていた。しかし、最終的に契約延長が行われ、契約解除金が4500万ユーロ(約72億円)に値上げられたため移籍は実現しなかった。同紙はRマドリードが獲得に動かなかった理由として、マスタントゥオーノがその金額に見合う選手になった時に契約を結ぶと判断を下したためと伝えた。
それ以降、選手の代理人がヨーロッパを訪れた際にマンチェスター・シティーとパリ・サンジェルマンからオファーを受けたという。さらに後者と契約する可能性も報じられたものの、現時点では何も決まっていない。
マスタントゥオーノの契約解除金は依然として4500万ユーロ(約72億円)のままであり、リーベル・プレートが参加するクラブワールドカップが終了するまでは移籍できないという条項があるとのことだ。
この状況下、Rマドリードは最近、獲得に本腰を入れ、すでにリーベル・プレートの首脳陣とすでに連絡を取り、さらにクラブの本拠地ブエノスアイレスを訪れたとのこと。その一方で、パリ・サンジェルマンも契約に向けて全力を尽くすつもりだと同紙は推測している。