「先週は、トランプ大統領の就任式があり、発言などが注目されましたが、市場は好感し、株価は上昇しました。
特にAI関連について発言によっての上昇が目立ちました。
その後は、日銀政策決定会合の結果を折り込んでいるかのような動きとなり、0.25%から0.5%に引き上げと発表後も大きく荒れることなく、週末入りしています。
日経平均株価のチャートは、BOX上限へと達し、ここから上抜けできるのかということに注目で、ここの建玉の操作がポイントになってきます。
チャート分析
チャートを細かく見ていきましょう。
日足の移動平均線
5日線は、急上昇で上向きとなり、株価も5日線の上を推移しています。
25日線は、下向きで推移していましたが、週後半は上向きとなり週末入りしています。
75日線は、上向きで推移しています。
並び順は、5日25日75日で上昇トレンドとなっています。
機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、横ばいで推移し、3万8642円処を推移しています。
下向きでしたが、金曜日に若干横ばいとなっています。
トレンドライン
BOX上限の3万9900円処に到達し、BOX上放れ目の前です。
今回は上抜けることができるのか、週明けに確認していきましょう。
下は1月21日22日に窓が開いているため、窓埋めも意識されるところです。
一目均衡表
株価は雲の上を推移し、遅行線も上へ強く抜けてきました。
この先、株価が上昇すると、転換線が上向きで基準線を下から上へ抜けるので、三役好転となりますが、さてどうなるでしょうか。
ボリンジャーバンド
-2σから一気に+2σ付近まで上昇してきました。一旦+1σで止まることも考えられるため、週明けは+1σに沿った動きになる可能性もあります。
しっかり確認していきましょう。
スローストキャスト
売られすぎゾーンから一気に買われすぎゾーンへと向かって、週明けには買われすぎゾーンに到達です。
ここからは、更なる上昇へ向かうのか、それとも買われすぎゾーンから下降していくのか注目です。
MACD
0ラインを超えて、上昇トレンド入りとなりました。
ヒストグラムも強気のシグナルです。
しかし、0ライン付近では、株価が横ばいの動きをすることが多々ありますので、ここからは一気に上昇とはならず横ばう動きも想定していきましょう。
次回、満月は2月12日、新月は1月29日です。
総合判断
パラボリックは好転し、ADXも上向きとなっていて、上昇トレンド入りとなっています。
現在BOX上限にある株価が、週明け、明確に上抜けてくるのかに注目です。
早々に4万0398円超えて4万1000円を目指していけるのか、とても楽しみな週となります。
教科書では、利上げ=株安とあります。
この利上げがじわじわと株安へ向かうカウントダウンとなるのか、それとも円安に歯止めがかかって良い流れへとなっていくのか。
2025年は始まったばかりですが、いろいろなことが変化していきそうな気配ですね。
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