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中居正広氏の行為、不同意性交とは思わなかった「その時はそういう認識は持たなかった」港浩一社長


フジテレビは都内で、中居正広氏の女性トラブルに関連し同社の社員が関与したと報じられた件について2度目の記者会見を行った。港浩一社長は、当初の報告の際に中居氏の行為を不同意性交と認識しなかったと述べた。また、社員が会食設定に関与していないことをヒアリングと通信機器の確認で判断したと発表。しかし、周辺の事実関係については第三者委員会に調査を委ねる予定だとしている。メディアからは、被害女性のプライバシーや第三者委員会の存在を真相隠蔽の口実にしているのではないかとの追及もあったが、港社長は否定した。

記者会見中、厳しい表情を見せるフジテレビ港浩一社長(撮影・江口和貴)

フジテレビは27日、都内の同局で、中居正広氏(52)の女性トラブルに社員が関与したなどと報じられた件について2度目の会見を行った。

会見には同局の港浩一社長と、新社長に就任することになった清水賢治専務、フジテレビジョン嘉納修治会長、遠藤龍之介同局副会長、フジ・メディア・ホールディングスの金光修社長の5人が出席した。

港社長は、23年8月にトラブルについての報告が上がってきた際、中居氏の行為が不同意性交ではないかと思わなかったのかとの質問に「正直、その時はそういう認識は持たなかった。私の感触ですけども」と回答した。

会食を設定したと報じられている局員が姓接待に関与していないなら、週刊文春を名誉毀損(きそん)で訴えるつもりはないのか? とも問われた。港社長は「(社員の)特定日の関与については、ヒアリングや通信機器の確認をして」会食設定に関与していないと判断したと話したが「その周辺的な部分に関しては、第三者委員会に委ねたいと思っています」と話した。

被害女性のプライバシーや第三者委員会の存在を隠れみのにして真相を隠そうとしているのでは、と追及されると「そういう気持ちはありません」と答えた。

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