今年も残りわずか、やりくりへの満足度はいかがでしょうか?
「頑張った!」方も「上手くいかなかった…」方も、来年の成果に結びつけるには、ご自身の失敗と成功を理解し活かすことが大切です。
そこで今回は、筆者自身の振り返りから、来年の貯金を確実にするためのポイントをご紹介します。
現在の貯金額と1年でたまった額を把握する
何事にも続けるには、モチベーションを保つことがとても大切です。
やりくりがうまくいかないときがあっても、数字として明確にし、「〇円貯められたんだ」と実感してください。ピンチに陥ったときの支えになります。
また、「〇円の収入があれば、同じ暮らし方をすれば〇円は貯められる」という指針ができますから、予算設定がしやすくなります。
家計簿をつけていなくても大丈夫、使用している口座の残高照会をしてください。
1年間の収支が確認できれば、ある程度は把握できます。
2024年を振り返る 失敗は何か?
家計管理での失敗といえば、赤字ということになるでしょう。
家計費が当初の予定通りになるということは、ほぼありません。
時に赤字になるのも仕方がないことでもあるのですが、その失敗を見逃さず、活かすことこそが大切です。
自身の弱点の発見となり、黒字復活への鍵となることがあります。
個人的には、今年は値上げが続いたせいか、食費が増えました。
マンネリメニューにならないよう、新レシピの開拓
〇〇の素は買わない、自作する
1個当たりの単価に注意する。臨機応変にダイソーの国内メーカーを利用する(鍋の素やだし醬油など)
合わなければ、変えればいいのです。
変更や改善を行っていきましょう。
今年の暮らしを振り返る 良かった点
筆者の場合今年の大きな支出は、車検がありました。
そこで事前に、情報収集を徹底しました。
早期予約や平日納車を利用して1万4,000円ほどの割引に加えて、キャッシュレスにより2,000ポイント以上の還元、トータル1万6,000円ほど節約できました。
現代では支払い方法やタイミング、キャンペーンなどを活かしてリターンのあるものを選択できれば、支出を減らすことができます。
早めの行動こそ、赤字を減らすコツといえるでしょう。
今年は定額減税により、若干実質所得が増えた月もありました。
全額使うことはせず、半分でも貯金に回すことを心がけました。
収支に変化があったときは、予算の見直しを必ず行ったことが一番良かったことだと考えています。
最終的には目標額より6~7万円プラスで締めることができそうです。
2025年の予算 ~1か月いくらあれば暮らせる?~
やりくりは「あと〇円しか使えない」と思うと、しんどくなります。
「あと〇円以内ならば、どう使ってもよい」と思えば気が楽になります。
しんどくなりがちな家計費ですが、数字にすれば明確になり、目標への進捗状況もはっきりします。
2025年の特別費に備える
予めピックアップしておけば、対策ができます。
多くのご家庭で想定できそうな年間の支出は、次のようなものがあります。
お正月 おせち、帰省、お年玉、旅行など
ふるさと納税
税金
親しい人へのプレゼント
御中元、お歳暮
家具や家電の買い替え
さらに子どもが学生ならば、学費や生活費の援助も必要でしょうし、我が家では、就活にも想定外に交通費や被服費がかかりました。
他にもマイカー族なら車検や購入費用、戸建て所有の方なら、修繕費も多額の資金がかかりやすいので、積み立て計画を立てておくと安心です。
目標額は書き記し、見返そう
2025年の目標額を含めて、以上のことをぜひ紙に書きだしてください。
頭で考えている以上に、書くことで効果が上がります。
問題点や守るべき点がクリアになり、見返すことで目標を忘れることがなくなります。