株式会社AlbaLinkが実施した「元・子ども部屋の使い道に関する意識調査」によると、実家に「元・子ども部屋」がある469人のうち、65.9%が現在も何らかの形でその部屋を活用していることが分かりました。
調査結果によれば、現在の使い道として最も多かったのは「物置(54.4%)」で、半数以上を占めています。
2位は「ゲストルーム(20.3%)」、3位は「寝室(11.7%)」となりました。
独立時の荷物の扱いについては、「置いてきた」または「置いてきた荷物がある」と答えた人が65.5%と最多でした。多くの人が、必要性などに応じて「処分」「新居に移動」「そのまま」を組み合わせて対応していることが明らかになりました。
今後の活用希望については、1位が「物置として活用(28.4%)」、2位が「ゲストルームとして活用(23.5%)」、3位が「家族に任せる(8.5%)」という結果になりました。
現状の使い方を継続したい人が多い一方で、「物置よりも活用できる方法があればいいのに」という思いも見られました。
興味深いのは、「家族に任せる」という回答が3位に入ったことです。「自分はもう家を出ているので、実家に残っている人の好きなようにしてほしい」「親の家だから、親の暮らしやすいようにすればいい」といった意見が多く見られました。
この調査結果から、独立後も実家の元・子ども部屋が様々な形で活用され続けていることが分かります。ただし、残している荷物が多すぎると、親が部屋を有効活用できなかったり、将来的な実家売却の際に片付けが大変になったりする可能性もあります。
帰省の際には自分の荷物をチェックし、部屋の活用方法や将来に向けての整理について、家族で話し合ってみるのも良いかもしれません。
なお、この調査は2024年11月8日~22日にインターネットによる任意回答方式で実施され、有効回答数は469人(女性318人/男性151人)でした。