筆者はYouTubeチャンネルを複数運営していますが、ここ最近で1つ失敗したものがありました。
今からYouTube運営を始めようと思う方は、失敗例もかなり気になるのではないでしょうか。
YouTube運営に興味があるけど、実際成功ってするの?
失敗した例を聞いて教訓にしたい
この記事では、複数チャンネルを運営している筆者の失敗例についてご紹介します。
筆者が考える「運営に失敗」の定義
黒字化の見込みが薄い
赤字を垂れ流し続けている
赤字が出ていても今後、復活する見込みがあるなら投資対象となるでしょう。
しかし現状では収益増加の見込みが薄い、1チャンネルの損切りを決断しました。
該当のチャンネルはフル外注化しているため、毎月外注費がかさんでいます。
どういったチャンネル?
この数年、ショート動画がかなり話題になっています。
筆者もその波にしっかり乗り、ショート動画専門のチャンネルを立ち上げました。
初期から外注化を進め、属人性のないチャンネル(誰でも運営できる状態)を作り上げています。
初期のころはかなり数字が伸びやすく、どんどんチャンネル登録者も増加。数万人まで一気に上り詰めています。
編集者がいてネタの枯渇も心配ない上に、ショート動画なので1動画辺りの費用も抑えられるのが魅力です。
動画本数を多く出し、音楽収益も載せて一時期は単月50万円以上の利益がありました。
なぜ失敗したのか
ショート動画の話題は瞬く間にたくさんのクリエイターへ届き、多くの方が参入してきました。
もちろん筆者のチャンネルも多くの方に模倣され、気付いたときには同じようなチャンネルが乱立するほどに。
結果として数字が分散され、徐々にチャンネル評価が低迷。筆者はここで、単純に更新頻度を増やしたのがいけませんでした。
思ったように数字は伸びず、ユーザーとしても飽きが来てしまい、さらにチャンネル評価は下落。
以前は出せばすぐ何十万回と再生されていたのに、今では数百回程度にしかなりません。
12月なんて数十回まで落ちました…
損切りをする理由
復活させるためのアイディアはいくつかありますが、もはや筆者の情熱がそこまでありません。
ほかにうまく行っているチャンネルがありますので、そちらへ注力したほうが単純に楽しい。
そう思ったからこそ、
このチャンネルは失敗したと切り捨てよう。
と判断しました。
実際フル外注化は初の試みですたが、かなり多くのものが得られています。もっとネタ選定や作り込みを意識すれば、また違ったものが作れそうです。
今回はそう割り切り、いずれアイディアと情熱が戻れば新たに始めても良いかなと感じています。
実際どのくらい損失があった?
毎月5~7万円ほどの外注費があり、ここ最近では売上が1万円程度にまで落ちてきました。
さらに広告費や追加で本数を増やした影響もあって、今年だけでも約100万円程度の赤字になっています。
事業費としては大した金額ではありませんが、YouTube副業はそもそもお金があまり出ていかないもの。
この金額は少しやりすぎたかな、と感じています。ここで「この金額を投下したのだから、絶対回収する!」と意気込めば泥沼にハマってしまうでしょう。
ある程度復活させたら、チャンネル売却しようと考えていました。
今回はもう年末ですし、キリがいいので整理を行います。悔しさもありますが、この経験をもとに失敗しないチャンネルづくりを考えていくしかありません。
YouTube副業を行う上での注意点
実際のところ、YouTube副業はかなり厳しくなってきました。もちろん彗星のごとく現れて、ガツンと数字を伸ばす猛者もたくさん現れています。
個人的なイメージだと、かなりトレンドやスピードが早くなってきている感じです。追うのが大変で、一度ヒットしても長く続きません。
よっぽど専門性が高く、トレンドを追わなくてもいい情報であれば問題ないでしょう。
ビジネス系チャンネルは、実際今でもかなり収益が伸びていますが、情報の質を見る目も鋭くなっているため、かんたんに稼げる感じでもないです。
YouTube副業を始めようと考えている方は、自分にしか発信できない情報(価値)を提供できるかどうか。
もしくは収益を気にせず、収益源の1つとして考えられるかどうかを見てみると良いかもしれません。
暗いイメージで終わりそうですが、個人が潤う分くらいはまだまだ十分に稼げます。やるかやらないか、のほうが大切ですね。
地道に改善がカギ
筆者は数多くのチャンネルを立ち上げ、失敗や削除、多くの失敗をしてきています。
しかし今でも収入の大半はYouTube収益から成り立っており、今後も挑戦を辞める予定はありません。
今からYouTube副業を始めようと思うなら、一度の失敗だけで諦めず、どんどん挑戦していくことをおすすめします。
地道に改善を続けていけば、本業を超える収入くらいは稼げるようになるでしょう。