マイボイスコム株式会社は、オーディオブックに関するインターネット調査の結果を発表しました。
この調査によると、直近1年間でオーディオブックを利用した人は約6%にとどまりましたが、利用意向は14%と比較的高い数字を示しています。
調査結果によれば、オーディオブックの利用率は若年層で高く、特に男性の10・20代では3割強に達しています。
利用サービスとしては「オーディブル」が3.2%でトップとなり、男性の10~30代では10%台と高い利用率を示しています。
利用場面については、「自宅でくつろいでいるとき」「移動中(通勤・通学以外)」が共に3割弱で最も多く、次いで「通勤・通学」「散歩、ウォーキング」が24~25%となっています。
利用頻度は「週に2~3回」「月に1回以下」がボリュームゾーンとなっており、1ヶ月あたりの利用冊数は「1冊以下」「2~3冊」が中心となっています。
オーディオブック利用時の重視点としては、「月額料金」が57.2%で最も高く、次いで「無料で聴けるコンテンツの充実度」が50.8%となっています。
また、「無料体験・お試し期間の有無」「利用できる本の数、配信数」も各4割弱と高い割合を示しています。
利用者からは「寝る前など自分で読みたくない時に好きな声で読んでくれるのは心地よい時間を過ごせそう」「目が疲れている時や病気の時など、自分で本を読むのがしんどいけれど暇、という時によいアイテム」といった肯定的な意見が聞かれました。
一方で、「自分のタイミングで戻ったり進んだりしたいから好きなシーンはゆっくり読んだりしたい」「声や読み方で受け取り方が異なってしまう」といった否定的な意見も見られました。
オーディオブック市場は、まだ利用者は限定的ですが、若年層を中心に関心が高まっています。通勤・通学時や自宅でのリラックスタイムなど、様々なシーンでの利用が見込まれることから、今後の市場拡大が期待されます。
ただし、料金設定や無料コンテンツの充実、使いやすさの向上など、ユーザーのニーズに応えるサービス展開が求められそうです。
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