Sasuke Financial Lab株式会社が運営する保険の一括比較・見積もりサイト「このほけん!」は、全国の20歳から59歳の子どもがいる男女361名を対象に「子育て家庭と生命保険料控除制度に関する実態調査」を実施しました。
調査結果によると、子育てにかかるお金で家計が苦しいと感じている人が60.9%に上り、2024年10月から開始された児童手当拡充についても、「満足していない」「どちらともいえない」という回答が多数を占めました。
一方で、生命保険に加入している子育て世帯のうち、約5割が生命保険料控除制度を活用していることが明らかになりました。生命保険料控除制度について、子どもがいる家庭の家計にとってメリットがあると感じる人は47.6%に達し、「保険の保障と税負担軽減の両方が得られること」を主な理由として挙げています。
しかし、生命保険料控除制度のメリットについて「どちらともいえない」と回答した人も39.2%おり、制度の認知度や効果の実感にはばらつきがあることが浮き彫りになりました。
調査を実施したSasuke Financial Lab株式会社の担当者は、「生命保険料控除制度は子育て世帯の家計支援に一定の効果があると考えられますが、その効果を実感できていない方も多いようです。制度の周知とともに、具体的なメリットを分かりやすく伝えていくことが重要です」とコメントしています。
生命保険料控除制度は、対象となる生命保険に加入していれば所得制限なく毎年受けられ、年間の支払い保険料が多いほど控除額も大きくなります。子育て世帯にとっては家計の負担軽減につながる可能性がある一方で、具体的にどれだけ税金が軽減されるのかわかりづらい面もあります。
「このほけん!」では、保険の一括比較・見積もりサービスのほか、ライフコンサルタントによる保険の無料相談も実施しています。生命保険料控除で実際にどれくらい税金の負担が軽くなるのか、専門家のアドバイスを受けることができます。
子育て世帯の家計支援策として、児童手当拡充や生命保険料控除制度などさまざまな取り組みがありますが、それぞれの効果や活用方法について、より分かりやすい情報提供が求められています。