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全国の20代から60代の男女800人を対象に行われた調査によると、蛍光灯からLED照明への交換が進まない理由として「替えるのが面倒だから」が25.9%と最も多く、次いで「特に理由はない」が25.2%とほぼ同率で続いています。
これらの回答を合わせると半数以上が特に理由もなく、なんとなく交換を先延ばしにしていることがわかりました。
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また、蛍光灯とLED照明の違いについての理解度を尋ねたところ、「きちんと理解している」と答えた人はわずか30.9%にとどまり、「少し理解している」「ほとんど理解していない」「まったく理解していない」と回答した人を合わせると5割を超える結果となりました。これにより、多くの人が照明の違いを理解していないことが明らかになりました。
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さらに、LED照明の寿命についての認識も誤っている可能性があることが浮き彫りになりました。
調査では、LED照明が「11年~半永久的」に使用できると考えている人が30.9%に上りましたが、一般的なLED照明の寿命は約10年とされています。この誤認識が、交換をためらう一因となっているかもしれません。
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パナソニックの調査によれば、2027年末までに蛍光灯の製造と輸出入が終了することを知らない人が約8割に上ることも判明しています。これに伴い、照明器具の見直しが急務となる中、正しい知識を持ち、計画的にLED照明を導入することが求められています。
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調査では、リビングやダイニングでのLED照明の設置率は比較的高いものの、子ども部屋や内玄関などでは依然として低いことがわかっています。これらの結果を踏まえ、2027年に向けて、家庭内の照明器具を見直し、LED化を進めることが重要です。
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