新NISAのクレカ積立で、これまで人気を誇ってきたのは「SBI証券×三井住友カード」でした。
何と言っても、クレカ積立最大のメリットであるポイント還元が、段違いに良かったのです。
しかし、そんな時代が終わりを迎えようとしています。
(10月買付分まで)三井住友カードでのクレカ積立で最大5%還元
≪画像元:三井住友カード≫
9月10日積立設定締切分(10月買付分)まで、三井住友カードによるSBI証券のクレカ積立は、クレカの種類によって以下のVポイントが還元されていました。
・ プラチナプリファード:5%還元
・ その他プラチナカード:2%還元
・ ゴールドカード:1%還元
・ 上記以外のカード:0.5%還元
プラチナプリファード・ゴールド(NL)は特においしかった
≪画像元:三井住友カード≫
Oliveプラチナプリファードは年会費3万3,000円ですが、月10万円×12か月間のクレカ積立で6万ポイント還元されるため、年会費の元は十分に取れます。
年間100万円以上利用(クレカ積立は含まず)ごとに1万ポイント還元(上限4万ポイント)されます。
≪画像元:三井住友カード≫
また、三井住友カードゴールド(NL)、Oliveフレキシブルペイゴールドは、年間100万円以上利用すると年会費が永年無料となります。
通常還元率が0.5%なのに対して、クレカ積立が1%還元というのも地味にうれしいです。
(11月買付分より)三井住友カードでのクレカ積立が改悪
≪画像元:SBI証券≫
ところが、10月10日積立設定締切分(11月買付分)より、三井住友カードによるSBI証券のクレカ積立は、クレカの種類によって以下のように改悪されます。
カードによって条件が多少異なりますので、紹介します。
プラチナプリファード
カードの年間利用金額に応じて、クレカ積立時の還元率が変動します。
・ 300万円未満:1%
・ 300~500万円:2%
・ 500万円以上:3%
最大還元率が2%ダウンし、カード利用が300万円未満だと4%ダウンです。
その他プラチナ
年間300万円以上のカード利用で2%還元、年間300万円未満で1%還元です。
従来の還元率をキープするには、年間300万円以上利用しなければなりません。
ゴールド
カードの年間利用金額に応じて、クレカ積立時の還元率が変動します。
・10万円未満:0%
・10~100万円:0.75%
・100万円以上:1%
従来の還元率をキープするには、年間100万円以上利用しなければなりません。
ただし、三井住友カードゴールド(NL)、Oliveフレキシブルペイゴールドは、年間100万円以上利用で1万ポイントもらえるカードですから、それを狙うのもいいでしょう。
上記以外のカード
年間10万円以上のカード利用で0.5%還元、年間10万円未満では還元がありません。
従来の還元率をキープするには、年間10万円以上利用が条件ですが、さほど難しくはないでしょう。
「プラチナ → ゴールド」へダウングレードする手も
今回の改悪によって、プラチナプリファードで高還元を得るのはかなり難しくなりました。
クレカ積立以外で年間300万以上使えない人は、宝の持ち腐れかもしれません。
三井住友カードゴールド(NL)、Oliveフレキシブルペイゴールドへダウングレードするのも手でしょう。
年間100万円以上利用して年会費を永年無料にし、翌年以降は10万円程度利用して0.75%還元が現実的でしょうか。
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